テーマ:私のPC生活(7434)
カテゴリ:家電
「wifiルータは家の中心に置くべきだ」と言われます。
電波は等方的に飛ぶので、家の真ん中に置くのが望ましい、ということです。 一方、うちのwifiルータは1階の隅っこの低い位置に置かれています。 それはここがリビングだからなんですけど、こんな一番推奨されないような場所でも、不便を感じることはありません。 実際、家の中心の置いたときと、隅っこに置いた時で、どれだけ違いが出るのだろうか? 前から気になっていたこの疑問、大ハズレの天気予報で予定がパーになった雨の週末に検証をしてみました。 うちは特に大きくもない木造2階建て。wifiルータはこの前買ったばかりのバッファローWSR-3000AX4P。 https://plaza.rakuten.co.jp/spectra/diary/202409010000/ これに11ax(5GHz帯、Wi-Fi6)で自分のスマホを接続し、IOデータの「WiFiミレル」アプリで接続状況を確認しました。 無線LANルーター バッファロー WSR-3000AX4P/DBK [Wi-Fi6対応 無線LANルーター 11ax 2401+573Mbps スタンダードモデル] ルータのすぐ横では電波強度は0dBm、リンク速度は1080MHz 離れると-70dBmとかになり、リンク速度も落ちます。 wifiミレルには、これをうまく換算して分かりやすく数値化(パーセンテージ換算?)してくれる機能があります。 ルータ真横では100です。 ウチで一番電波が弱いと思われるのは、リビングから最も遠く、かつ多くの壁や扉に囲まれた2階のクローゼット。 そこでは20とか30とかになります。 しかし、なぜかクローゼットよりも近くて壁も少ない寝室で20切ることもあります。 単純な距離だけの話でもないんですね。 さて本題。wifiルータに長い電源ケーブルと長いLANケーブルを繋ぎ、家中ウロウロしてルータをあちこちに置いて接続状況を確認してみました。 ほぼ家の中心にぶら下げたり 天井付近に上げてみたり 色々やってみましたが、結論としては 「どこに置いても、たいして変わらん」 家の中心に置くと、確かにクローゼットでの数値が改善されます(とはいえ30が35になる程度)が、逆に距離が離れてしまったリビングで数値が落ちます(80だったのが55とかになる)。 人があまりいないクローゼットより、みんながタムロするリビングで速度が出るほうが良いに決まってます。 2階の電波強度を上げようと天井付近に設置しても、逆に速度が落ちることもあります。 たぶん、場所によっては床を斜めに電波が横切ることになり、実効的な遮蔽厚みが増すからではないかと思われます。 大富豪の大豪邸ならいざ知らず、うちのような木造ウサギ小屋では、無理して家の中心にルータを置くより、人が一番長く滞在する場所に置くのが最も合理的じゃないか、というのが結論です。 家中強くしたいんだ、というなら、素直にメッシュ化したほうが良いような気がします。 I-O DATA 360コネクト搭載 Wi-Fiルーター 867+400Mbps 親機+子機(Chrome/Android/iPadOS/iOS/Mac/Windows11対応) WN-DX1167GREX そのためのメッシュ機能対応機(WSR-3000AX4P)を買ったわけで。 ああそうか、なにも新しい機械を買わなくても、今まで使っていたルータを中継機として使えばいんだよな・・・ 天気予報が大ハズレして、雨が降って予定がパーになった週末、ヒマがあったらやろう。 ではごきげんよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.24 22:54:59
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