スピカの日記～育児編～

【３７ｗ３ｄ】
最近楽天日記でも多くみられるテーマ“家事分担”について私もいろいろ考えるところがある。

私の夫は九州男児（そこまでコテコテではないけど）
そして、仕事がとってもハードでだいたい平均帰宅時間は１０時くらい。
この前の金曜日は午前３時だった！
しかも間食をとる暇もなく飲まず食わずで仕事をしていたらしい！！！。
そうなると、現在専業主婦の私が家事の一切合切を受け持つしかなく、すっかり夫のお母さん状態の毎日である。
夫はもともと九州男児なので尽くされるのが好きなタイプみたいだ。
共稼ぎでバタバタしていた頃よりなんだか居心地が良さそう。

でも、私も子供が無事に産まれて落ち着いたらまた仕事をしたいし、今、休部しているアマチュアの楽団にも復帰したい。
でも、そんなこと本当に実現できるのだろうか・・。

待望の赤ちゃんを授かって本当にうれしい。
でも、そのことで私の今までの生活は一変してしまった。
得るモノがあると失うモノある。
すべてを抱えるほど大きな器を持っていない私にはある程度のあきらめはいたしかたないのだろうか。

夫の生活は私が妊娠する前と後でほとんど変わっていないように思える。
よく夫は「産むのは僕にはできないけど、育てるのは交代してもいいよ。だから外で稼いできて」と冗談ともつかないことを言うことがある。
でも、残念ながら私は夫ほど稼げないし、仕事でそこまで働くだけの気力も体力もない。
だから、夫には本当に感謝をしている。
ならやっぱり夫が外で私は中というのがベターなのか。

そんなとき“家事は結局自分のこと、自分のことは自分でする”といって兼業主夫を唄っている男性のＨＰを拝見させてもらった。
そのＨＰを見て目からウロコがとれたような気がした。
役割分担をはっきり線引くことはないのだ。
自分にできることをする。無理はしない。
私は夫に養われるのではなく一緒にあたたかい家庭を築くパートナーでいたい。

実はこの週末に夫に「このままでは出産後仕事に復帰できない。仕事が大変なのはわかるけどもうちょっと自分のことは自分でやってみてくれない？」と話してみた。
そうすると、「僕、この間、夜３時まで働いたのに・・。」となんだか不服そう。
「私も身重で足を引きずりながら家事をしているのよ」と私。
「自分がしたいように自由にしろよ」と言って、食事のあと自分の食器をそのままにしてソファーへ行く夫。
「だから、自分の食器おろすくらいしてよ～」と私

その後食器洗いをしていたら夫が台所まで来て
「僕にお風呂をいれさせてくれないか？」と宝塚の男役よろしく言ってお風呂場へいって風呂掃除をしてからまた台所に来て
「今度は僕に布団を敷かせてくれないか？」といってお布団を敷いてくれた。
なんだか恩着せがましい気もするけど私の気持ちをちょっとはわかってくれたのかな？

出産後里帰りするかどうかも迷っていたけど、結局里帰りすることにした。
はじめから３人で子育てをして父親の自覚をもってもらうには里帰りしないほうがいいかもしれないと思ったりもしたけど、とりあえず夫に“自分のことは自分でする”事をしてもらいたいと思う。
昨日は台所のどこに何があるかを教えておいた。
今日は掃除道具、洗濯道具の説明をしなくては。
今日はお仕事早めに終わればいいのにな～。