厳島神社 舞楽蘭陵王
2013年2月10日。厳島神社の参拝入口を入り、回廊を歩いているときに人だかりができていました。えぇ~なんだろう~?と気になってみてみると・・・。舞を奉納しているのでしょうか。もしかしてこれがフェリー乗り場の前にあった銅像「舞楽蘭陵王」なのでしょうか?この「舞楽蘭陵王」というのを帰ってから調べてみたんです。まず舞楽とは、アジア大陸から流入した舞を伴う音楽で、宮廷や寺社の式楽として日本独自の発展を遂げたものなんだそうです。「蘭陵王」とは、北斉の蘭陵武王「高長恭」の逸話にちなんだ曲目で、眉目秀麗な名将であった蘭陵王が優しげな美貌を獰猛な仮面に隠して戦に挑み見事大勝したため、兵たちが喜んでその勇士を歌に歌ったのが曲の由来とされているそうです。舞が終わりました。舞台の袖でお面を外しているようです。舞を奉納していた人が面を外して帰っていきます。これはいつもやっているものなのか、それともたまたまやっているところを訪ねたのか・・・だとしたらラッキーですが。