海の日のオホーツク
7月も終わりですね。中旬までは気温の上がらない日が続いていたオホーツク方面ですが、最近は気温も上がりやっと夏を実感できるようになりました。たまにはオホーツクの季節を紹介しようと、カナダ旅行記をちょっとお休みして。7月20日の海の日。久しぶりに海を見に行ってきました。車で5分のところにある以久科原生花園。この辺り一帯は北海道の自然環境保全地域に指定されています。海岸寄りの砂丘にはハマボウフやハマニンニク、その背後にはハマナスやエゾスカシユリが原生花園を形成。さらに内陸には風の影響で背の低いカシワやミズナラの林、内陸に向かってエゾマツ・トドマツの林が続いています。海に下りる前にちょっと原生花園をのぞいてみました。ハマナスが咲いています。エゾスカシユリはもう見頃を過ぎてしまったようです。原生花園から海に出ます。久しぶりの海です。東側には知床の山々。ちょっとかすんでいるような感じできれいには見えませんでしたが。ズームで羅臼岳を。知床は今年世界自然遺産に登録されてから10年を迎えました。海岸を歩くとあちこちにこんな穴があります。掘ってみると何か出てくるんでしょうね。恐竜の骨のような流木。ちょうどここは汚水を処理した水が流れているところで、砂を削って海に流れていきます。ふと見ると何やら気象観測の機器のような・・・カメラもついているようなんですが。気象台の観測所はもっと内陸にあるのでここはいったいどこが管理しているのか気になります。短い夏を迎えたオホーツクです。