テーマ:スピリチュアル道(400)
カテゴリ:あなたへのメッセージ
ADHDとワタシについては、今まで何度か書いてきた。 消えてしまったブログ『目に見えないけどあるもの』に。 消えてしまったので、軽くおさらいをしておこう。(苦笑)
何年か前、「片付けられない女」というのが有名になった。 私もこのときにこの病気のことを知った。 ADHDの特徴としては、いろいろあるが、代表的なのが、
私はこのすべてにあてはまる。
その特徴のひとつ、「気が散りやすい。」 目の前のことに目移りして、それまでやっていたことを忘れてしまう。 たとえば、机の上を片付けていて、文具をしまおうと引き出しを開けると 引き出しの中が気になって「あ~。こんないらないものがある~」とか思って引き出しをやりはじめ、 引き出しの中に一枚の写真があったりすると、 「それを後回しにするとしまえなくなるから今やらなきゃ。」とか思って、アルバムを広げる。 机、引き出しはやりっぱなしのぐちゃぐちゃ状態だが、すでに忘れてアルバムの世界に没頭・・・。 と、まあ、こんなかんじね
なぜこんなことになるかというと、
前頭葉の活動力が低いとどうなるかというと、
・・・だそうです。(笑)
「情報」という言葉を「モノ」に置き換えたとき、 この状態は、まさに断捨離前のうちの中そのものではないですか・・・
『部屋は心の鏡』とかいうけど、『前頭葉の鏡』じゃない
※この『部屋は心の鏡』については、ず~~~っと疑問に思ってきたことがあるので、 また後ほど書きます。
こんな困ったちゃんがいっぱいのADHDだけど、すごい能力も持っている。
そして、好きなことへの集中力。
たとえば私がパソコンを買ったのは、Windows95の頃 まだ周りにはパソコンを持っている人はいませんでしたね~・・・。 パソコン通信とインターネットの切り替え時期くらいで、 そこまでは手を出さなかったものの、ネットにもつながっていないその環境でも パソコンは面白くて面白くて、寝てもさめてもパソコンの前にいましたね~。 教えてくれる人もいないから、自分でいろいろ本を買って勉強して、使い方をマスター。 周辺機器との接続などでわからないことがあれば、メーカーに電話。 (当時は必ずドライバのインストールが必要だった) まもなくWindows98が発売されて、 よくわからないままにバージョンアップまでやってのけました
☆☆☆
そういうすばらしいところもあるADHDですが、 この病気が明らかになるまでは、この病気の女性たちは、(女性に多い) 周りのみんなから女性として、妻として、欠陥があるかのように非難され、 だめだ、だめだ、といわれ、ダメ女の烙印を押されてきました。 もちろん自分でも言われなくてもわかってるのにできないんだから、 自分自身でも強くダメ人間の烙印を押してきました。
しかし、ADHDという病気があることがわかり、世に知られるようになり、
とやさしい言葉をかけられ、どんなにか救われたことでしょう
「あ~、私、病気だったからできなかったんだ~。」 と安心?したものの、何ヶ月か待ちをして病院でそう診断してもらい はっきりADHDだと証明したところで、片付けができるようになるわけではない。
「私はADHDなんですよ~。だからできないんですよ~。」といったところで お手伝いさんが来てくれてうちを片付けてくれるわけでもなければ、 誰かが代わりにやってくれるわけでもない・・・ たとえそうだったとしても、私はそれを望んでいるわけじゃなくて、
なので、診断を受けることにあまり意義が感じられず、受けませんでした。
☆☆☆
片付けができる人になるという夢は、 >(夢ですよ、夢。) ADHDを知れば知るほど絶望的。 脳の働き的に無理なのです。(だから、病気なのです) ADHDであることを受け入れて、 いいところや才能もあるんだから、それを伸ばしていきていき、 片付けなどのできないことにおいては、完璧を目指さず、できる範囲で・・・ ということになってきます。
『受け入れること』かぁ・・・ 受け入れて、その病気と共に一生過ごすこと、ね。 まぁ、それも学びですよねぇ・・・。
だけど、疑問がふつふつと・・・。 さっき出てきた『部屋は心の鏡』っていうやつです。
これは、小さい頃からずっとそう聞いてきたし、 「心を整えるには、まず部屋を片付けること。」というのも通説です。 神聖な場は、決してモノでぐちゃぐちゃになっていたりしないし、 掃除も行き届いています。 たぶん真理なのでしょう。 豊かさも汚い部屋からはやって来ないと言われています。
これがすべて真理だとして、 じゃあ、今生ADHDで生まれた人は、きれいに片付けられる人ほど 豊かにも心をきれいにもできないってことでしょうか
<つづく>
神さまに感謝 ∞ 光に感謝 ありがとうございます。しあわせ♪♪♪
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