目に見えないけどあるもの・２

おはようございます。曇り空の富山です。

正直であれ・２の続きです。

その手紙を出してから、二太郎はいっさい嘘をつかなくなりました。

たとえば、試験前に「学校の帰りに友達のうちに行ってくる。」と連絡があって、

帰ってきてから、「勉強できたの？」と聞くと、

「勉強はしないでみんなで遊んでた。」と正直に言うとか。(^_^;)

だけど、勉強してたときは、「勉強してきた。」って言うしね、

ほんとうのところの状況がつかめます。

私は、ほとんど「勉強しなさい。」と言ったことがないんだけど、

先日、一姫が、

「お母さんは、ほとんど勉強しろって言わなかったよね～・・・

小学校の頃とか、もっと言って欲しかったな。勉強しておけばよかったと、今、思うもの。」

と、勝手なことを言われました。(^_^;)

私は、自分が今まで生きてきて、勉強は、親に言われてもただうるさいだけで、

聞き流すし、反抗すればけんかになるだけで、何の意味もなかったと思っていて、（笑）

本人がしたくないなら、しなくてもいいかな、と思っています。 

ほんとうに興味があって勉強したいことが出てきたら、

私自身がしてきたように、 

いくらでも、いつからでも、したいだけ、自分ですると思うから。

二太郎の学校は、とっても就職には有利で、

ひとりに有り余るほどの求人がくるほどだったのが、

やはり今のご時勢で、かなり厳しくなっているようなので、

二太郎には、現時点の進路などについて、

勉強をするとどうなるか、しないとどうなるかを話して、自分で決めさせています。

自分で考えて、勉強もそれまでよりは、しているみたいです。

☆☆☆ 

勉強はどうであれ、やっぱり、私は「正直であれ」のほうが大切だと考えています。

正直に生きると、まず、心にいらない不安がない。

嘘がばれたらどうしようという不安。

だから、いつも心が穏やかです。

誰かにつっつかれる要素を持っていないから、頭をからっぽにしていられる。

言い訳やつじつま合わせを考えたりしなくていいから。

心に何のひっかかりもない。

だから、今、この瞬間に生きやすい。

夜、考え事をしたりしなくていいし、朝の目覚めもさわやかです。

だから、正直は、ラクなのです

そして、やがてほんとうに正直なことしか口にしなくなれば、

前回書いたように、言ったことがすべて現実となります。

そのうち、口にしなくても思っただけで、すぐに現実になります。

自分に、人に、正直でありさえすれば、勉強ができなくても

人に助けられ、天に助けられ、

この人生は、なんとかなると、私は思っています

☆☆☆

中学校の卒業式の日、生徒からそれぞれのお母さん宛に手紙が渡されました。

私が、もらった手紙です。

おかあさんへ

 

入学してからもう三年がたって、今日はもう卒業式の日です。

入学してから今日まで、いろんなことがあって、

迷惑をかけてしまってごめんなさい。

なにかしてしまった時は、いつも良い方向に導いてくれてありがとう。

お母さんに手紙をもらって、「絶対うそをつくことだけは だめだ」という言葉を

ずっとおぼえています。

あの時いつもうそをついてごまかしたりしていたけれど、

今はあの手紙をもらった時と違い、うそつきではなくなることができました。

僕を生んでくれてありがとう。

あと、今まで育ててくれてありがとう。

 

二太郎より

神さまに感謝 ∞ 光に感謝

ありがとうございます。しあわせ♪♪♪