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カテゴリ:ひとりごと
誰もがきっとそういう瞬間があると思うけど、
気が付いたら、本当に何もする気がなくなっていることがあります。 普段、そんなこと滅多にないので 自分の無気力に気が付くと、自分自身が驚いて少し動揺します。 私は、根本的にウツになりやすい脳を持っていると自覚しているのですが、 それは、若い頃に極端なストレスを感じた経験があって、 その為にPTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害) となり、その症状に数年にわたり苦しみ、抗うつ薬も処方してもらっていた過去があるからです。 脳はいったん強烈なストレスにさらされると、その時に反応した神経回路が一生残るらしく、 似たような状況ではパニック状態を引き起こしやすくなります。 なので、私は本来はある面でストレスには弱いのです。 **************************************** PTSDとは 人間は強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージ(トラウマ)となって、 時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるようになる。 震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれている。 **************************************** PTSDの症状がおさまったとしても、ただ症状が出てないだけで、実際には潜在的なPTSD患者です。 でも、私はこれを単なる個性だとみてます。 PTSDやそれに伴うウツ状態は、人格形成に大きな影響を与えます。 それに対する対処は本当にひとそれぞれですが、 PTSDを経験するというのは、厳しい宗教的な修行を体験することと似ています。 しかも、自覚的には自分で望んでもいないのに、運命によって谷から突き落とされ、 修行の道を歩かざるを得なくなったという感覚です。 その谷底で生き延びるためには、「執着を捨てる」しかありませんでした。 と、これは私の経験ですが、これも、仏教の修行と似ています。 そして、結果的には、こんな自分になってしまいました。 異常にサバサバしていて様々な面で執着に欠けています。 ある意味、よくも悪くも無神経で、マイペースになりました。 なんで、こんなことを書いたかというと、ひとつは暇だから、 もうひとつは、最近FB上に、明るくて元気な投稿を書いているので、 実は、本当の姿はそんな面ばかりじゃない。 ということを一応書いておきたかったんです。 人にはあえて今表現してなくても、心の中には様々な色があるから、 それも含めて自分を愛していかないとね。 PTSDの体験については、今となっては滅茶苦茶感謝しているんだけど、 その話はまた次回。 ではまた。 詩音 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.28 23:09:06
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