霊的浄化のトレーニング
前回書いた、自分の変化についてですが、今、「霊的浄化」に取り組んでいます。「霊的浄化」(=クリーニング)は数年前に出会った「ホ・オポノポノ」のテーマでもあり、知った時から素晴らしい考え方だなと思っていたのですが、なかなか私自身が「クリーニング」を続けることができず、実際には知っているだけ・・・という状態でした。ホ・オポノポノの「クリーニング」の方法は、心の中で、「ありがとう」「愛してます」「ごめんなさい」「許してください」の4つの言葉を唱え続けることです。そうこうしているうちに時間は過ぎ、ホ・オポノポノも社会的に広まってきて、本もいくつか出版されていたようなのですが、私は最近、全く別のご縁で古神道系の「霊的浄化」のシステムを紹介した本に出会いました。こちらも自分の生活の中である言葉を唱えるだけの方法です。まだ試しに数日やってみているだけなので、あれこれ評価したり感想を述べたりできる立場ではないのですが、楽しく続けています。この古神道系の浄化システムは、数十年前にある霊能者がつくりだしたものらしくいかにも日本らしい発想で、日本が受け継いできた精神的文化、「先祖崇拝と血族的因果応報」の考え方が土台になっています。多分日本人(アジア)以外にはなかなか理解できないし、受け入れられないかもしれないなと思ったりします。ホ・オポノポノも、今の新しいシステムはヒューレン博士の先代(モーナ博士)の方がつくったもので、※モーナ・ナラマク・シメオナ、Foundation of I Inc.,創立者(1913-1992) ネイティブハワイアンの伝統的高度医療専門家カフーナ・ラパアウとして、ホ・オポノポノの伝統を発展させたトレーニング法を編み出す。最初の指導教育者として、医療施設や大学機関を含めた世界中でこのトレーニングの講演、指導にあたり、なかでも国連に招聘されて行ったトレーニングは3回。1983年には、本願寺ホノルル別院とハワイ州議会により、その業績が讃えられ「人間州宝」を授与。 とのこと。20世紀に生まれたトレーニング法とのことで、両方とも20世紀に形式が確立されたものとして似ています。ただ、ホ・オポノポノの傑出して素晴らしいところは、完璧にアドヴァイタに基づいて創られているところだと気づきました。(アドヴァイタは最近わたしがブログで紹介してきた「一元論」のことです。自分だと思っている自意識は実は幻想で、すべてはひとつで相対するもの神と悪魔、善と悪、などは自意識の想像でしかないという考え方)そして、ホ・オポノポノには、どの文化にも宗教にも浸透していけそうな自由さと軽さと普遍性を備えています。洗練されていて、都会的で、商業ベースにも上手にのらせることができるスタッフがいます。そして全く無料です。(自分でクリーニングを続けるのは無料ですが、もしトレーニングセミナーに参加しようと思ったら新規受講7万5千円、再受講3万7500円です。 どうしてこんな高い金額が必要なのかわかりませんが、広めてゆくための広告宣伝および活動費としての資金なのでしょう。私も過去2回ほどセミナーに参加しましたが、本の内容以外で重要なことが話された訳ではなく、ただその場に参加しヒューレン博士と実際お会いしたということがひとつの価値でした。セミナー受けてお金払わないと人間なかなか続けられないものかも)一方、わたしの出会った、古神道系システムはかなり素朴で土俗的な匂いがして、先祖の因縁とか成仏していない霊とか、そういう言葉が使われていて、意識的にはアドヴァイタの認識はないようですが、結果的にアドヴァイタへ導くようです。でも思想的にはちょっと古臭い感じや怖そうな雰囲気があるので、好き嫌いがはっきり分かれるだろうと思います。どちらにしても多分、このトレーニングシステムは商業ベースにはのらなそうで、今後それほどは広まってはいかないなとは思うのですが、実に人間的で力強くて面白く感じているので、私には合っているようです。もちろん、自分でやる分には無料で簡単です。ただ何でもそうですが継続が難しい・・・一方で、ホ・オポノポノの素晴らしさも再認識して感動しているところです。そういう訳で、現在、いろんな遍歴を重ねながら、アドヴァイタ(自我滅却)の認識に至る旅を、人間として楽しみながら続けています。今回、ひとによっては意味不明の言葉を沢山つかってしまってすみません。全部を説明するとなるとブログが長くなってしまうので、過去にご紹介したものはあえて説明を省かせていただきました。ご興味のあるかたは過去のわたしのブログのぞいてみてくださいね。