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松江市の人口は19万6千人と、5年前の調査(当時の旧8市町村の合計値)に比べ、およそ3千人減少したことが分かった。同市の人口が減少するのは戦後初。
島根県が発表した10月1日に行われた国勢調査の速報で分かった。 これにより、同市が目指していた、県から権限が委譲される「特例市」(20万人が要件)申請の夢はついえた。 島根県の人口は、74万2千人で5年前に比べ1万9千人減少、東出雲町、斐川町、知夫村以外の人口はすべて減少、中には10%以上減少した町もある。 島根県の人口が減っているのは明らかでしたが、今回は減少率が2.5%で、「全国でも高い減少率と見られる」(島根県)と少子化に加え、過疎化も急速に進んでいるようです。 これよりショックだったのは、島根県の人口流出の「とりで」、県都松江市の人口減です。住民登録が示す人口が合併前の昨秋ごろから微減だったことを市役所窓口の掲示でうすうす気づいており、合併後も、先週市役所に行ったときに19万4千人と、19万5千人を割っていて目を疑ったのですが、こうはっきりと示されると言葉がありません。 人口減がすべてではありませんが、人口減ではあるが、国力が上がった、という話を専門家が過去聞いたことはないといいます。素人判断で考えても、人が町を去っていく一方なのに栄えるなんていうのは考えられません。 今回、松江市は、先に書いた「特例市」を目指し、同市への住民登録のない人にも呼びかけて20万人達成を悲願としていました。しかし、20万人達成どころか、戦後初の人口減というショック。いくら過疎県とはいえ、島根県の第1都市、しかも県の中枢である県庁所在地であります。全国の県庁所在地で今回人口を減らしたのは、いくら全国人口減少のおそれあり、とはいえ、まだ少数派ではないか、と私は思うゆえですが。 各都道府県が国勢調査の速報値(主に人口)を発表していますから、そろそろ日本全人口も出てくると思われます。2007年の人口減予想説よりも早く人口減が現実のものとなるのか。700兆円の借金を抱え、国はどうなっていくのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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