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2006/09/06
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カテゴリ:旅のひろば
 旅のひろば、初回は「JR花輪線」

 2005年7月踏破。大館駅(青森県大館市)から好摩駅(岩手県盛岡市)を結ぶローカル線。

 トラブルがいきなり。大鰐温泉駅(青森県大鰐町)近くで、宿泊。同駅を出発しようとすると、弘前駅(同県弘前市)方面からの列車が遅延とのアナウンス。急がないと、乗り換え時間3分の大館駅で乗り換えられないのだ。遅れて来た列車に乗ったが、乗務員に対応を聞くと、「花輪線に乗り継ぐ人数を把握してから」との主旨の返事だった。

 結果は、花輪線の列車は、定刻発射で、乗り継ぎを待ってくれなかった。代替措置は、タクシー。私は、十和田湖観光のために、バスが待つ十和田南駅(秋田県鹿角市)をお願いした。

 後で、知ったのだが、NHK-BSの大館駅からの中継では、若い忠犬ハチ公像があるなどちょっとしたスポットだったのだが、見られず残念。しかも花輪線乗りつくしは、大館-十和田南駅までが未乗車として残ってしまった。

 目的の列車に乗り損ねて、後発の列車に乗ったことはいくらでもあるが、このような代替輸送は(2006年9月時点で)後にも先にもない。

 十和田南は、スイッチバック駅。どうやら、この先に路線をつけて、一大観光地・十和田湖までなるべく近くまで駅を作ろうとしたが、実現しなかったという。(地元タクシー運転手談)それで、こんな平地にスイッチバックとして残ってしまったのだろう。

 十和田湖観光を終え、秋田県にも観光踏破しておこうと、開湯800年という近くの大湯温泉につかって、十和田南駅をスタート。鹿角市中心部にある、鹿角花輪駅に10分ほど停車。駅舎と、車両を撮影。

 車両は、このような田舎路線なのに2両。途中、ふと気づくと、岩手県境の兄畑駅から、小屋の畑(岩手県八幡平市)あたりで、車内があまりに静かなので、歩きまわってみると乗客は私1人。

 車外は田園風景がひたすら続き、田畑はもちろん、北海道で見られるような、わらを俵状に巻いて、干してある光景がところどころに。とくに良かったのは、安比高原駅。「あっぴ」という変わった読みもさることながら、ホームがすっきり。白樺も植わり、まさに高原ムード満点。

 ここらへんから、2両独占が切れたような気がするが、片手で数えられるくらいしか乗っていない。7月末の土曜日の午後7時くらいという時間もあろうが。

 たまに、ぽつぽつ見える民家の明かりが、この地方での「暮らし」を感じさせ、孤独列車の中で、何か家庭の温かさを感じさせるものがあった。
 どれくらいの時間が過ぎたろうか。夜もとっぷり更け、(といっても午後8時半ごろだが)その名も、大更(おおぶけ)駅についた。

 そして、「霧深き~」で有名な石川啄木のふるさと好摩駅に到着。句碑や(下車はかなわなかったが)、駅舎内には、啄木ゆかりの品が並べてあるコーナーがあるようだ。やはり、こじんまりした駅にはこのような一工夫が欲しいものである。

 JR路線としては、好摩駅が終着駅となるが、JRが部分3セク化された、IGRいわて銀河鉄道に直接乗り入れ、列車は、そのまま、終点の盛岡に滑り込んだ。東北新幹線の乗り入れ駅も兼ね、今までのもの寂しい閑散とした列車内の気分を一気に吹き飛ばしてくれるにぎやかさだった。

 写真:JR花輪線の終着駅、好摩駅駅舎側ホーム。真ん中に石川啄木の句碑が見える。好摩駅石碑





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最終更新日  2006/09/08 04:44:26 PM
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