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カテゴリ:いろいろ
以前 ミヤタさんとハシグチさんが 上村真珠の真珠を使って簪を制作していました。 その簪たちが カメラマンの近藤博光さんの写真展に登場します。 2007年2月に開催した“和美写美”WA.BI.SA.BI.から1年6ヶ月。 第二弾、“和美写美”WA.BI.SA.BI.~灯シ火~をいよいよ9月に開催します。 今回の「灯シ火」は、前回と同様“和”をテーマとしたモノクロ人物写真です。大正~昭和にかけてのアンティーク着物と現代女性との絡み、そしてそのイメージを最大限に活かしたロケーションの選択という要素はそのままに、さらに和を追求した友泉亭公園や楽水園といったロケーションでの撮影、真珠とシルバーの組み合わせで仕上げたオリジナル簪の使用、博多の伝統美を受け継いだ博多織帯の採用という要素をプラスしました。また、被写体やロケーションに沿ったテーマを創造することで、表情や視覚的な明暗など細部にまでこだわり、独特な世界観の表現を試みました。 ともし-び【灯火・灯・燭】:ともした火。あかり。とうか。ともし。「~がともる」「風前の~」「心の~」直訳すれば、自らの手で、または人工的にともされた火という意味です。しかし私は火をともすという動作だけに限らず、目には見えない心の中にともる火に着目し、さまざまなシーンで表現したいと思いました。また、今回は開催場所を福岡アジア美術館にすることで、さらに多くの方に作品を鑑賞していただけると思っております。 ときに凛々しく艶やかに、ときに切なく儚げに・・・。さまざまな感情の内に生まれた「灯シ火」の姿を、みなさまにも感じていただければ幸いです。 2008年8月 近藤博光 " 和 美 写 美 " WA.BI.SA.BI ~灯シ火~ 2008年9月11日(木)~16日(火) 福岡アジア美術館 (交流ギャラリー8F) 写真に写っている簪は福岡アジア美術館に展示されます。 写真の中の簪と実物の簪をみくらべるのもおもしろいのではないでしょうか。 簪がどのように使われているのか 実際身に着けたらどんな表情をみせるのか とても楽しみです。 オオハラでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月19日 19時45分41秒
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