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テーマ:ジーコ日本代表(421)
カテゴリ:サッカー日本代表
日本代表にW杯まで残された時間は1年をきりました。今、何が必要かを論じていきたいと思います。
木曜日(6/9)と金曜日(6/10)の日記で、ジーコ監督がよく使う言葉である「ファミリー」のメリットとデメリットについて述べました。よろしければそちらもお読みいただけると幸いです。 私は「ファミリー」という言葉、嫌いではないです。少なくともトルシエ前監督が頻繁に用いた「実験室」よりは言葉の響きがいいですよね。しかし、日本代表に求められているのは、「一家団欒している仲良しファミリー」ではなく、「映画のゴッドファーザーのようなファミリー」です。つまり、個人個人が野心に燃えながらも集団として一致団結しているということです。世界を相手に戦える集団になってほしいのです。 そこで、私が提言するのは、若手の招集による「ファミリー」の拡大です。そして、それによる競争意識の高まりを期待します。 若手選手で、まだA代表で試合に出られるような選手はいないという意見の方もいらっしゃることかと思います。確かに、アテネ五輪の世代は「谷間の世代」かもしれません。現在ワールドユースに出場している世代も現時点でA代表に招集できるような選手はいないかもしれません。しかし、人材は、特に若い世代は、育つのを待っているだけではなく、育ててやることも必要なのではないでしょうか。 「いずれは海外で活躍したい」という野心に燃えた、若くて伸びしろのある選手は、たとえ数分の出場機会しか得られなくても、世界レベルを体感することでモチベーションがあがります。少ない機会をモノにしようと必死でアピールする可能性も高いです。また、練習中でも海外組の選手などから得ることも大きいはずです。そういった経験を通して、技術面、精神面での成長が期待できることと思います。 また、現在、代表に常に招集されている選手たちにも若い選手が招集されることで危機感が生じます。日本代表でいたい、W杯に出場したいという思いはベテラン選手であっても同じです。ポジションを奪われるかもしれないという危機感は、現在招集されている選手に良い意味での緊張感を生むはずです。 そういった意味で、今回のコンフェデ杯に、膝の故障により召集を辞退した中澤選手に代わり、FC東京の茂庭選手が追加招集されたのには大きな意味があります。茂庭選手には、萎縮せずに持ち味を発揮してもらいたいものです。ガンバレ茂庭! また、若手選手を招集することで得られるメリットは他にもあります。そちらの方が重要だと私は考えています。 中田(英)選手を例にとって考えてみましょう・・・、 ・・・、また長くなってしまいました。この続きは次回に論じてみたいと思います。 ↓人気ランキングに投票してくださる奇特な(?)方はコチラ 人気blogランキングへ 面白い日本酒をみつけました。サッカーボールの形(ただ丸いだけ?)のボトルをしています。ボトルには日本サッカー協会のシンボルで日本代表のユニフォームにもある「ヤタガラス」が描かれています。 ↓気になる方はクリックしてみてください。 やたがらす サッカーボトル720ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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