ＹＯ－Ｃ’ｓ ＳＰＯＲＴＳ ＢＡＲ　

ヘラクレスの平山選手がプロデビュー戦で途中出場にも関わらず、2ゴールと鮮烈なデビューを飾りましたね（詳しくはコチラ）。鮮烈を通り越して衝撃というか、驚愕です。やっぱり「怪物」はダテではありません。

平山選手の持ち味といえば、190cmの高さからくるヘディングの強さ、さらに足元の柔らかさも駆使したポストプレーの巧みさですよね。私はそれに加えて、クロスに対してファーサイドで待ち続けることができる辛抱強さも彼の特長だと思います。決してゴール前でのポジショニングの駆け引きが抜群に巧いというわけではないんですけど、辛抱強くファーサイドでクロスを待ち続けることができるために、結果として守備側の選手の死角にポジションどりできているような気がします。今回のプロ初ゴールもそんな彼の良さがあらわれていたゴールでしたね（ハイライトしか観てないですけど・・・）。

しかし、平山選手がフェイエノールトへ練習生として渡欧し、ヘラクレスへ入団が決まった時の私の感想は、「期待しているけどどうなのかな」という半信半疑なものでした。だってオランダって「ガリバー旅行記の巨人の国」ですよね。持ち味の高さがどこまで通用するか分からないじゃないですか。加えて、FWとしてゴールという結果が強く求められるヨーロッパで上に挙げた「辛抱強さ」が単なる「消極性」としか受け取られないのではないかという思いもありました。「技術と高さはあるけどポストプレーに終始する選手」というそこそこの評価しか得られないんじゃないかなと正直思ってました。

しかし、デビュー戦の活躍をみるかぎりそんな思いも杞憂に終わりそうですね。

これから、チーム内での競争や、相手チームのマークが厳しくなってくるでしょうけど、サッカーの本場ヨーロッパで、「ガリバーの国オランダ」で、技術と高さに磨きをかけて今までの日本人にはいないタイプのFWに、そして世界に通用するストライカーになって欲しいです。

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A代表で日の丸を背負った平山をはやくみてみたいです。


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