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カテゴリ:WORK(ライター&テープリライター)
今の部屋の好きなところ。
部屋の窓から、ほんの一瞬、建物と建物の隙間から、行き交う電車が見えるところ。 私は車窓から外の建物を眺めるのがとても好きだけど、その逆バージョンだ。 あの電車には、たくさんの人たちとともにたくさんの人たちの生活が乗っているのだろう。 そしていつもの私のように、車窓からこちらを眺めている人がいるのかもしれない。 自分の部屋に居ながらにして、そういう人の息吹を感じられるのが、たまらなくうれしい。 そんな電車の音はというと、ビルと道路というクッションがあるので、さほど響かない。 ガタンコトンという音が心地よく聞こえてくる程度だ。 いろいろと忙しく、ここのところ頻繁に、仕事に集中していていつの間にか朝になっていることがよくある。 私に「朝が来た」ことを知らせてくれるのは、電車のこのガタンコトンという音だ。 小田急線の朝は早い。 夜は午前1時過ぎまで走っているというのに、朝は5時少し前には動き出している。 夜の静けさを破る電車の音がし始めると、その日によって「ああ、少し寝なきゃ」と思ったり、きょうは「このまま起きていよう」と思ったり。 きょうは後者の、徹夜明けの朝だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月24日 06時16分29秒
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