有毒飛沫

夏が終わり、文化祭シーズンもたけなわとなってまいりました今日この頃、皆様もお出かけになられているでしょうか。きょうは子供の中学校の文化祭に行ってまいりました。

暑くはないのに汗ばむ、湿気多めの気候の中、どんなもんかと訪れた学校の中は、思ったより静かでした。中学生くらいだと、まだまだ学校の管理下で、自分たちがやりたいこと、といった感じではないですね。淡々としてイベントが進んでいます。

大枠はそうなんですが、半分大人としての自意識も芽生えてきているらしく、ところどころにとんでもないものが飛び出してきたりして、少し嬉しい感じもしました。劇も見たんですが、まだ自分を表現したいというところまで行かず、ストーリーを追うのが精一杯という感じも微笑ましいです。まだまだだね。

それよりも、地元のお店や企業に３日ほどお世話になって、お手伝いをしたりする体験学習の発表があったのですが、こちらはそこここで独自の自己表現をしたいという気持ちの芽生えが見られました。劇仕立てにしたり、見ている側に拍手を要求したり。まだまだ稚拙で、空回りが多いのですが、自分のやり方で表現したいという欲求が感じられてきて、とても楽しく見させてもらいました。

６時半ごろになって帰って来た子供と、色々話をしました。押し付けられているようにも感じられたのですが、子供たちはその中でも、楽しんでやっているのだということを理解して、少し嬉しい日でした。