有毒飛沫

直撃を受けました。

小学校で猛威を振るい、学年閉鎖３日間をもたらしたインフルエンザウィルスは、そのまま我が家の中枢深くに入り込み、壊滅的打撃をもたらしました。

菌の媒介者となった本人は先週の土曜日に３９度を超え、空手の昇級試験と英検を吹き飛ばされ、そのまま月曜日まで静かに寝ていました。家で一番にぎやかなのがこいつなので、静けさは家を不気味に包みました。

相方も私も予防接種を受けていたのですが、まさかね、と思う間もなく相方が倒れました。熱は３８度までいかなかったのですが、熱以外のすべての症状が出て動けなくなってしまいました。

私が倒れたのは水曜日。火曜日から全身のだるさと頭痛がきて、咳がひどく、病院に行ったらあっさりインフルエンザですと言われました。一家揃ってＡ型です（違ったらまた感染しあうからもっと怖いが）。

それでも注射のおかげか、２日でなんとか復旧し、咳も止まって感染源になる恐れがなくなったので、今日は会社に行って来ました。さすがに早く帰らしてもらいましたが、土日が明ければもう大丈夫でしょう。

不幸中の幸いは、受験生はこの猛威の中でまったくかからなかったことです。彼だけは２回接種なので、抗体がちゃんと出来ていたのかもしれません。来年は家族みんなそうするべきだと思いました。

受験生でかかってしまった子の話も聞きます。出来ることはやっておいた方がいいから、来年受験の方々は、ぜひ早めに予防接種を受けておくことをお奨めします。それもちゃんと２回。副作用も心配ですが、一番大事なときに動けなくなるほど悲しいものはありませんから。