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カテゴリ:見て面白かったもの
とりあえず手に入れました。次回作が期待できる作家のひとりなので、ちょっと嬉しいです。
読む前に感想を入れるのはなんですが、ビジュアルでのインパクトについて一言言いたいので、あえて。 厚いです。 ハリーポッターよりも厚い。縦横は短いのに。したがって、ほぼ箱です。印象は女性の持つお弁当箱くらい。女性と限定したのは、縦横が短いからです。ちょっと所有欲が満たされる感じの質感が素敵 どういう感じかを言葉で表現すると、これは3次元の存在です。6面体です。数学の問題が作れそうです。 <花子さんは邪魅の雫を619ページまで読みました。残りの体積を求めなさい> また、この本はどの面でも立ちます。上、下、右、左、前、後ろ、どの面でも立ちました。ちゃんと試したので間違いありません。 重さは580グラム。iPod Shuffleの37.4個分の重さです。これでわかるように、携帯には向きません。寝転がって読むときも手が疲れます。どのような体勢で読むべきか、現在検討中です。 京極さんのお話は、その本の厚さに関わらず速やかに読むことが出来ます。キャラクターは異常性格のように見えて、けっこう現実的であること。周りにいる人間の誰か重ね合わせたりすることが出来ます。そして細かい部分もきっちりと編み上げている緻密さ。まあ、理屈は後付けでいろいろつけることが出来るんですが、やっぱり面白いんです。これからこの本と過ごす時間が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 15, 2006 12:43:10 PM
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