東京都昭島市・開業社労士のひとりごと

おはようございます。東京都昭島市の社会保険労務士金子事務所です。

２１日の朝は自宅で入社手続きの送信を行いました。あの悪評高い、社会保険電子申請控えを活用して現場の入場審査に使っている建設業の会社さんがあり、午前中に申請控えをお客様へ送らないといけません。あの申請控え、文字が小さいので拡大しようとすると様式の枠と文字がずれるので出来が良くないです。e-Taxの控えは、「申請を受け付けました」と小さくコメントが書かれていますので、社会保険もこれにしてほしいです。

朝のニュースで６月から実施される定額減税について、ここにきて新たなルールが設定され、税理士さんなどがツイッターに投稿していました。私は施行規則か何かで決まっているものと思っていました。給与計算ソフトを定額減税バージョンにしていませんが、対応しているのか確認していません。

支持率が低い与党、内閣が必死に減税をアピールして支持率を上げたいのでしょうが、給与計算に携わる人たちの怒りを買う結果になっているように思います。民意、民間の業務レベルなどを理解できていないことが浮かび上がってしまいました。あるコンサルさんが、「商売はうまく行っていないときは、顧客感情から離れているので、大きなことをしない方が良い」と本に書かれていましたが、本当に、その通りです。

効率を上げて生産性向上しましょう、とか言ってきた政府が、それを全て撤回するかのような行動で、日本の労働生産性を引き下げているのは日本政府であることが浮き彫りになっていると思います。

減税感を出して、やっている感を出すことに必死すぎて、マイナス面が全く見えていないことが良く分かります。

午後から自宅作業に切り替えようと思っていましたが、いくつか手続きが入ってきたので対応していました。スポット案件の終了もあったので終了処理を行って請求書とともに発送しました。

ネットニュースに年金事務所の滞納対策が違法・不当というものがありました。弊所のお客様でも、私が関与する前に年金事務所へ行き、滞納相談へ行くと、「とりあえず、全額払え」と言われたと聞きました。「もう二度と相談しない」とも言っていました。もっと、滞納問題と誠実に向き合わないと、誰も年金事務所に相談しなくなるでしょう。