長尾式催眠療法とは、東京学芸大学の長尾盛之助先生が、1880年に16歳で催眠を覚えられ70数年かけて開発されたものです。催眠術の本来の目的は、これを応用して性格の改造や病気の治療、悪癖などを矯正し、自己または他人の健康上や教育上に役立たせることが、もっとも大切な目的であります。そこで、病気の治療については、まず確固たる科学的根拠に基づいてその病気の原因を探求し、これに対する適切な暗示を与えなければなりません。長尾盛之助先生は、多年にわたる催眠術治療の経験を基とし、かつ病気に関する医学の専門家の意見や、催眠術治療について先輩が残した文献等を勘案して、だれでも出来るように開発された催眠療法です。
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