|
カテゴリ:カテゴリ未分類
団塊の世代が高齢となり、がんになる人も増える。現在は300万人の患者が、2015年には530万人まで急増、日本人の二人に一人ががんになるという。政府は「がん対策基本法」を施行。都道府県は「がん対策推進基本計画」を整備中だが、患者や家族のサポート面などに課題も多い。境健爾・済生会熊本病院外来がん治療センター長(52)に、県がん診療連携協議会が4月から試行する「5大がん地域連携クリティカルパス(私のカルテ)」の目的や診療の悩みなどを聞いた。 済生会熊本病院 境健爾医師に聞く 前略 ー「がん難民」という言葉があります。希望する治療が受けられないのか、希望する病院や施設に入れないのか、心理的なサポートが不足しているのか、いろいろな意味に取れますが。 「私も好きな言葉ではありません。ただ、この治療から先は(私たちの病院には)ないというような場合に、迷ってしまう方が少なからずおられます」 ー東京大医学部の調査では、がんが進行した時に、患者の8割以上は積極的な治療を望むが、医師は2割しか望まないとか。こんなに差があるものですか。 「一般的に、積極的な治療を控える方向へのギアチェンジに不安を覚えられる方は多いと思います。そのことを少しずつ理解していただくのも医師の仕事です」 ー先生が患者の立場ならば。 「そうなってみないと分かりませんが・・・たぶん、私は(積極的な治療を)しないでしょう」 後略 どういうことでしょうね。 積極的な治療がよくないということを実感しておられるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|