|
カテゴリ:催眠
催眠術の原理が確立されていない現状で、定義があるべきはずはないのですが、ただ現状の段階において、定義のようなものを下すとすれば、
「催眠術とは、言語暗示に感応させる方法である」
ということになります。したがって、言語暗示によらないもの、すなわち「物理的刺激」によって無理に強制的に施術しようとすることは、正しい催眠術とはいえません。これは、「自己催眠法」を行う場合にも同じようなことが言えるのです。
この「物理的刺激」とは、施術者の指先とか、あるいは被術者自信の指先を見つめさせるとか、ガラスのような光沢のある物質などを見詰めさせて視神経を疲労させる方法、または頚動脈を圧迫して無理に血行を阻止させる方法、そのほかこれに類する方法で脳貧血を起こさせる方法などいろいろありますが、これらはいずれも正しい催眠術でないばかりでなく、有害で危険を伴う邪道です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[催眠] カテゴリの最新記事
|