催眠療法のウソ、本当？？

2010.03.19

カテゴリ：催眠療法

Yahoo!の知恵袋などで、催眠療法を検索してみると・・・

いかに本当の催眠療法が知られていないか、または催眠術を使いのなしていないかがよくわかります。

たとえば、

（通常は、何度も催眠状態を作り、少しずつ、深い催眠へと導きます。テレビなどで、一度でかかっているように見えるのは、それまでに、何度も催眠術にかけ、被催眠性（かかりやすさ）を高めてあるので、可能なのです。また、役者や芸能人などの役を演じる事の多い人は、もともと被催眠性が高いのです。）

これは催眠術を使いこなせていない人の言い分です。

催眠術は、言葉を理解する能力がある人は、誰でもかかりますし、一度の深い催眠状態に導くことも可能です。

また、

（カウンセリングも悪化の原因になりかねない統合失調症患者に催眠って怖いです。催眠って要するに、意識レベルを下げて脳の判断力を低下させ、抑えられていた無意識を引き出すわけで、脳の異常でおかしくなっている人にやったらどうなるか分かりません。）

これは、催眠術を知らない人の言葉です。

脳貧血法など危険な方法を用いれば別ですが、

催眠状態は意識レベルを下げているわけではありません。

抑えられていた無意識を引き出したら、どのように対応したらいいのかを、暗示したらいいのです。

そこが、催眠療法を行う者の腕です。

このようなウソや間違いが多いのは、本当にできる催眠療法士がいない証拠です。

もっと勉強してほしいものですね。

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Last updated 2010.03.19 23:02:16
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