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カテゴリ:催眠療法
先日の東京出張のとき、4月にセッションを受けられた方が、遊びに来られました。
その方は、仕事など、全部自分で引き受け、心に余裕が無くなり、その影響か、身体もかなり歪んでおられたのです。 仕事ができる人なので、何でも引き受け、人に任せることが出来ず。自分の時間もなくなり、いっぱい一杯になっておられたのです。 この方との出会いはまったくの偶然で、あるところで、新聞を読んでいたとき、私の前を何度か行き来されたのが目に入り、何かつらそうに感じたので声をかけたのでした。 もちろん、表面的には、笑顔でにこやかな顔でしたが・・・ 私には、辛そうに感じたものですから、 「腰がつらくありませんか?」ときいたところ、その場では、「いいえ大丈夫です」と答えられました。 しばらくして、「どうしてそう思われるのですか」とたずねられたので、 「何か悩みがあるのでは、と思ったものですから」 「私は、このような仕事をしています」と、名刺を渡しました。 そのときは、「大丈夫です」と答えられました。 セッションが終わって、部屋でくつろいでいると、「話しだけでも聞いてもらっていいでしょうか」と電話がかかってきましたから、「空いているときでしたらいつでもいいですよ」と答えると、「では、仕事が○時ごろ終わりますから、それから、お伺いさせて頂いてもよろしいでしょうか」「○時ならいいですよ」ということで、時間に来られました。 涙をボロボロ流しながら、色々なことを話されました。 カウンセリングや、スピリチュアルヒーリングなども、何度か受けたことがあるそうで、 「こうして話すと、そのときだけは少しだけ、スッキリし多少気持ちになるのですが、今まで、本当に、改善できたことはなかった」とのことでした。 その日は、時間も遅く、終電も迫っていましたので、 「では、ほんの基本的に楽になり、よく眠れるようにしてあげましょう」 と、催眠状態に誘導し、そのような暗示を与えたところ、 「ああ、スッキリしました。また今度お願いします」と、帰って行かれました。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.29 19:01:57
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