催眠法について
私は若い頃から、催眠法について徹底して調べました。書店に行けば一通り催眠の名のつく本は目を通しました。その方面では一流といわれる学者先生の書かれたものから色々。当然のことながら、その多くは、催眠のかけ方(催眠状態への導き方)に多くのページを割いて有りました。私が最初に出合った催眠法の本を除いて。私が最初に出合った本は、以前にも書きましたが、瞬間催眠法を実践されていた、長尾盛之助氏の書かれたものです。この方は、当時TVなどにも出演されていたようなので、年配の方はもしかして覚えておられるかもしれません。この方は、「今から催眠を掛けます」、「はい、と言えば、その瞬間に催眠状態に入ります」「では、催眠を掛けます」「はい!」と、それだけで催眠状態に導かれる方でした。そして、この方法は、誰でもできること、とTVでも言ってたらしい。(残念ですが、私は見たことがありません)治りにくい病気ほど、心理状態が関係していることだから催眠療法の対象になる。と書かれていました。私が実際、てんかんの方に遭遇したとき、すぐに対応できたのもこの本を読んでいたからです。あまりにすごい方なので、この方の領域に達するのは、私も、まだまだだと思っています。私は、私なりの方法で行なっております。常にどうしたらもっと良くなるだろうか、と考えながら、一年前の私と、今の私では、また違っていると思います。最近、ネットであちこち検索していて思うのですが、古典催眠だとか、現代催眠だとか言われているところがありますが、催眠にそんなものはないと私は思います。ただよそと差別するために使っているとしか私には思えません。催眠を多く行なっていると、だんだんとわかってきます。いかにしたら時間を掛けずに無駄なく催眠状態に導くことができるか。催眠状態に導くのに10分も20分も掛かることはありえません。それは勉強していない証です。催眠も十人十色、人それぞれ方法はあるでしょう。でも、大事なことは、いかにしたら人の役に立てるか、だと思います。以前、催眠療法のHP持っているところにも、この本のことは紹介しましたが・・・。真剣に行なっている所はどの位あるのだろう?催眠法では、色々なことが改善できるのに、よそでは行なっている所がほとんどない。掲示板などに、催眠法を使えば比較的簡単に改善することができます。と書き込みたいけど、それを行なっている所がほとんどない現状では、それもできない。もっと、どうしたらいいか研究してよ。