私が行っている催眠療法と、ヒプノセラピー、前世療法の違い
私のところへ来られた人などの話などから、違うだろうというところを。私のところでは、催眠術をかける。(催眠状態に入ってもらう)ここは重要だと思っていますが、他のところでは、そう重要視されていないようです。他のところでは、催眠状態に入ろうが入るまいが、とにかくマニュアルに沿って進行していく。私のところではマニュアルなどありません。よく聞くのが、「催眠にかからなかった」「催眠に入っていたかどうかわからない」私も一時期、海外の著名な人の本などを読んだりして、「催眠にかかっているかどうか確認する必要はない」との説に惑わされたりしました。でも、よ~く考えてみると、催眠に入ってもらって行うのが、催眠療法なのです。催眠にかかっているかどうか、確認してもらうという事は、非常に大事なことなのです。それを行わないということは、「かかっていないかもしれない」と恐れているからです。恐れるということは、「催眠を信じていない」ということになり、これでは人を解決へ導くことはできません。ヒプノセラピー、前世療法などでは、潜在意識は何でも解決することができる偉大なものなので、年齢退行や、前世退行で根本的原因を気付かせ、その人の潜在意識に任せる。私は、根本的原因に気付き、それによって気持ちが楽になることがあっても、より強力にサポートするための暗示を与える。その人に封印されているトラウマ等は無理に気付かせる必要はない。そのトラウマも、前世などにはなく、その人が、オギャーと生まれてから現在までの間にできた心のシコリです。病気、症状に合った直接暗示を脳に感銘させ、一気に意識を変える。一気に変えるためには、どうしても催眠状態に入ってもらえなければ、できることではありません。ヒプノセラピー、前世療法等を行っている方々は、直接暗示(たとえば、「病気はなおる」というような)は効果がない。と言われますが、確かにただ、「あなたの病気はなおります」といってもうまく行かない場合もあります。「あなたのトラウマは、こういう理由で取り除くことができたので、あなたの病気はなおります」と暗示を与えれば、心は、すっきりと晴れます。 幸せの催眠法坂田和彦