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ビラ配りから事件を知った右京さんと薫ちゃん。
気になって調べてみても該当する事件がない。 というのも初動捜査に出た所轄刑事・熊沢が病死と判断したためだった。 気になりだすと止まらないよね、その熊沢刑事に事情を聞くと。 状況から病死と判断したらしい。 しかし、父親は娘の友人たちからブログにおかしな文面があると聞き、 (怪しげな香水が送られてきて、誰が使うかって。気色わるっ) 訴えても動いてくれない警察を頼れるわけもなく、あのビラ配りとなるわけだ。 マンションの部屋を調べた右京さんは タンスを動かした跡と、タンスの下に丸いシミを発見。 さっそく鑑識(米沢さん)に検査を依頼。 青酸ソーダ(青酸カリとは違うのね)と オレンジジュースの成分が検出された。 更に部屋のドアから何者かの耳の紋=耳紋(じもん)が発見された。 こういうのって調べないのね、病死扱いだと。 そうじゃなきゃ見落としだー。 でも見つかったのはその時のままにしてあったおかげでしょう。 耳の紋。そんなもんあるんですか。知らなかった。 やっぱり、ジュースって拭かないと残るんですね。毒は知らないけど。 死体があれば立証できるだろうけど、もうない。 それでも右京さんは手を引かず (当然。引いたら「相棒」じゃない) 被害者のマンションと勤務先の間に起きたことを推測をはじめる。 犯人はどのようにして青酸ソーダ入りのジュースを飲ませたのか。 変死体の扱いが23区とそれ以外でそんなに違うのか。 東京都でそうなら他はどうなんだろうか。 今回の犯人はそこらへんを調べた上で犯行を重ねている。 そして「馬鹿な警察官」のおかげで気付かれずに済んだ、とも。 全国の警察官の皆さん。こんなこと言われてますよー。 二人は内村刑事部長に呼ばれ捜査を中止するよう命じられるが、 (いつものこと、いつものこと) 病に倒れ入院しても娘を思う父親に、必ず犯人を捕まえると誓う。 たった二人だけど、たくさん役立たずがいるよりはマシでしょう。 初動捜査に来た刑事が貴方だったら、と。胸に響く言葉でした。 被害者のバッグを手に1日の行動を再現する右京さんと薫ちゃん。 彼女が日常利用していたバスに乗ると、 右京さんはこっそりバッグの中のペットボトルを入れ替え、カギを抜き取る。 亀ちゃん、全く気付かず。てことは、すりかえは簡単ってこと。 カギは型さえ取れれば合鍵作れますもんね。コピー不可なものじゃなければ。 毒入りのジュースも、同じものを手に入れてあらかじめ毒を入れておけば バッグから抜き取ってすりかえればいい。 ああいうバッグは通勤時は防犯上使わないようにして、 (チャックあっても大して変わらないかもしれないけど気持ちの問題) それでも用心してるけど、やっぱり怖い。 ブログでは不気味なプレゼントについてだけでなく ハマってるものを公開してた。 そういう意味じゃブログってプライバシー垂れ流しって事。こわ。 バスが城南大学の理工学部の前で停まることがわかった。 右京さんは青酸ソーダを入手できるから目をつけたんだろうけど・・・ 薫ちゃんは大学生がストーカーになるかも・・・ってねえ。 その大学の助手・三田村(西川忠志)に 青酸ソーダの盗難・紛失などなかったか確認を取ったものの、 しっかり管理をしているので(当たり前だ!)そんな事実はないという。 やはり学生を犯人とするには無理があるのか。 ・・・ならあんたは?って、 「4姉妹探偵団」の夕里子なら突拍子もなく思いついて聞きそう。 そして父親の急死。娘のマンション前で。ひょっとして真犯人が!? って思ったけど、事件にもなってないのにそんなことしないか。 でもこんな時だから疑問に思うよね。右京さん、解剖を依頼。 そして足取りを調べ、青酸ソーダを盗み出し自殺したらしいと結論を出す。 つまり、薫ちゃんから青酸ソーダの件を聞いて、自らの身を持って 自殺や他殺が病死で処理されることを証明したのね。 (ということは薫ちゃんが言ったせいでこんな事になったと言われそう) その事実を突きつけられても、初動捜査のミスを認めない熊沢刑事。 確かに、認めたって帰ってくるわけじゃない。 だからって間違いを認めないのはずるい。卑怯。 そしてもう1つの足取り。郵便局。(今は郵政公社) 誰かに手紙を出した。おそらく事の真相をつづった手紙を。 犯人は23区とその他の違いを利用して、 また誰かを殺害するのでは、いや、もう既に・・・と更に調べていくと 例の城南大学の教授が同じように死亡して、病死で処理されていた・・・ひええ。 再び大学へ赴き、助手の三田村が 実験で使用する量より2グラム多く青酸ソーダを入手していた事実を掴む。 そこから三田村に教授と順子殺害の自供を迫る。しかし、三田村は頑として否定。 まー往生際の悪い・・・って動かしがたい証拠がないもんね。 耳紋は一致しても殺害の証拠にはならないし。せいぜいストーカーの証拠? そこで自供したら三流ミステリーって言われかねないか。 しかし、ジュースとしか言ってないのに「オレンジジュース」と言って ボロを出しました。狙ったね? 熊沢刑事は、自殺する直前に中津留から手紙を受け取っていたことを明らかにする。 処分されたらどうするつもりだったの、と思った。 そこまで非道ではないだろう、と信じたのか・・・? 手紙の悲痛な叫びに、破り捨てることはさすがに出来なかったようです。 死者の声を聞く。そういえば監察医のミステリーでそんな事を言ってたね。 熊沢刑事は確か40年、と言っていた。ベテランってことか。 サルも木から落ちるんですよ。え?サル扱いするなって?(笑) 貴方の勤務年数の半分ちょっとしか生きてない人ですよ、被害者は。 殺されたのに病死と判断されてさぞ悔しかったろうな。 ま、あえて熊沢刑事を弁護するとしたら。システムにも問題あるでしょうね。 1年間に(公費の予算により)司法解剖される遺体は、5千体。 しかし、変死体は15万体もある、ということ。 殺人事件捜査の闇ともいうべきなんでしょうね。 死者の権利の不平等。もし自分の身に起きたらと思うと怖い。 ラスト、内村刑事部長。この人こそ、卑怯の極み。 首の寝違え(絶対ウソ!)を理由に謝罪会見から逃げた! そして、トリオ・ザ・捜一。ホントに取調室開けてたのかな? 次回、最終回ですって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 13, 2008 12:21:02 AM
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