エジプトを描いたカップとソーサー
1920年にツタンカーメンが発掘されてエジプトブームを世界に巻き起こしていた頃にオールドノリタケも数多くの作品を輸出している。高級品から一般用までその種類は様々だ。私も花瓶とプレートを持っている。今度、カップとソーサーが手に入った。もちろん、一般用の味わい深い作品だ。裏印は、通称チカラマチ印、1928年頃(昭和3年頃)~である。つい最近でも吉村教授のチームが新しい発見をして新聞等で紹介されていた。実際エジプトに行ってみるとその大きさに圧倒される。大正から昭和初期の人がエジプトにあこがれた気持がこのカップとソーサーにあふれていると思います。「月のー砂漠をーはーるばるとー・・・」と歌われたのもこの頃だったんじゃ無かったですかね。夢が少なくなった時代にクレオパトラやアントニオに思いをはせるのもいいんじゃなーい? エジプトのビザです。「アッサラームアレイクム」と挨拶してイミングレーションを通ったのですが、怪しいやつと言って散々調べられました。