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旅のつれづれ

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2005年05月の記事

全31件 (31件中 1-31件目)

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オールドノリタケと100円ショップの食器との違い

昼休みに本日の日記を書いています。さっき100円ショップをのぞいたら、すてきな食器がたくさんありました。実際朝飲んでくる紅茶のカップも100円ショップで買ったものです。毎日使っていて飽きのこない素敵なものです。オールドノリタケとこれと何が違うのでしょう。私は、違いはないと思います。オールドノリタケも100円ショップの器も私にとっての価値は変りがありません。100円ショップの器は、私のもとに来てからの歴史を私とともに作っています。オールドノリタケは、100年近い歴史を私に教えてくれます。だから、どちらも私にとっては価値のあるものであるという意味では同じということです。時の流れをゆっくり感じたいときにはオールドノリタケの器で、朝のあわただしいときにほっと一息つきたいときには100円ショップの器というふうに使用しています。それにしても、100円ショップの器が100年たったときにはけっこう骨董の価値があるかもしれません。（100円なので皆大事にとって置かなくてなくなっている可能性もあります。）100円だからと馬鹿にしてはいけません。

May 31, 2005

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顔の透かしのあるカップ

ぱっと見た目は日本情緒あふれる美しいカップとソーサ。ところが、カップの底を明かりに透かしてみると、芸者の顔が白黒写真のように浮かび上がる。日本の優れた技術だ。見た目は普通のカップとソーサです。カップの底を明かりに向け覗くとアーラ不思議白黒写真のような芸者風の女性の顔が浮かびあがってくる。

May 30, 2005

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オールドノリタケ　小さな芸術品

前にも紹介したことがあるリングディッシュであるが、今回イギリスから届いたのは皿の模様が違う。いかにも日本的であるが、使用目的は指輪を掛けるという西洋的な行動だ。手は金色に輝き、時には指輪よりも目立ってしまうのではないかと思われる。高さわずか7センチあまりの小ささだ。小さいけれども自己主張をきちんとしている。昔（明治初期から昭和初期）の日本人の海外における気概のようなものだろう。マルキ印　1908年～1930年頃のイギリス輸出用

May 29, 2005

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オールドノリタケ　キャンドルスタンド

ろうそくの明かりって現代社会の忘れ物を思い出させてくれる。ほのかな光のエンターテイメントだ。とても小さな世界だけれど実に神秘的だ。使っていた当時のことに思いをはせて、そして未来を見つめて火を灯す。このキャンドルスタンドは、1908年から1930年ころに作られてイギリスに輸出されたものだ。この灯りの元でどんなドラマが繰り広げられたのだろう。小さな灯りでいいのですひと時でいいのですこの世界の暗黒の闇を照らしてください林立するビル都会の雑踏町の賑わい忘れ去られた名も無き人々それでも生きていますすぐ隣に飢えた人のいることをどうか時々思い出してください小さな灯りでいいのですひと時でいいのですこの世界の暗黒の闇を照らしてください

May 28, 2005

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ウエッジウッドの素敵な小皿

ウエッジウッドといったらブルージャスパーしか頭に浮かばない。そんな乏しい知識しかない私でした。この小さなウエッジウッドの小皿を見たとき、また違ったウエッジウッドに出会いました。こんな出会いが、たまらなく好きです。人もそうです。いやみな人間や嫌いな人間というのは誰にでもあります。そんな時、ちょっとしたことがきっかけで、その人がちょっぴり好きになるときがあります。それは、いつもいやみやいるだけで嫌な人が、見えないところで人助けをしていた所を見たときとか、子供にとてもやさしくしているところを見たりとか、いつもと違う一面を見たときです。そんな時、とっても嬉しく感じますよね。

May 27, 2005

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コールポートの素敵な皿

今日はとてもよいことが続いた。昼に初恋の人の妹に偶然会った。そして、初恋の人の近況を聞いた。私には、いまだに忘れられず心の扉の奥にいる人だ。そして、楽天が３連勝だ♪♪♪奇跡が一日のうちに二度。やはり、これも私の部屋を飾っているマリリンモンローのおかげなのか？きっと、そうだ。なにせ、マリリンモンローが来てからは本当にいい事尽くめなのだから。あとは、宝くじが当たるだけだ。ただ、あまり浮かれているとドンと足元を救われることがままある。気をつけなければ。そんな時に、このコールポートの素敵な皿を眺めると気分が落ち着く。遠き日の思い出君は少女のままだ今の私には不釣合いだけど二人の思い出は年をとらないもう戻れない青春時代旅立ちの時見送りには来なかったけれど汽車の中で開けてねそう言ってプレゼントをくれた君汽車の発車のベルがもどかしい躍る心に手が震え開ける包みの中には可愛い人形足元に書かれた文字は早く帰ってきてもう戻れない青春淡いベールにくるまれた心の扉放課後に交わした交換日記早朝の音楽室君からの最初で最後のクリスマスプレゼント生まれて初めて食べた君の手作りのパイ心の中に駆け巡る青春時代少女のままの君私の心の中を駆けてゆく穢れた私の心を洗い流す風時の旅人よ伝えておくれ過去の先にある未来にはきっと幸せくるからと

May 26, 2005

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オールドノリタケ素敵なドレッシングテーブルセット

本日は鶴岡の天神祭りだったが、あいにく仕事のため見ることが出来なかった。残念！イギリスより素敵なオールドノリタケが届いた。ノリタケコレクターズガイドあたりに載りそうな逸品だ。ただ、残念ながら若干の欠けや直しがある。それでも眺めていて飽きない逸品だ。キャンドルを灯して使っていたのだろう。ほのかな明かりに映し出されるのは素敵な夢。遠き日の思い出がゆらゆらと炎にゆれている◇◇華やかな演奏が奏でる舞踏会♪♪♪あでやかに着飾った貴婦人が踊る☆☆そんな時代の証人。とてもきれいでしょ？そんな問が聞こえてくるようだ。

May 25, 2005

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明日は鶴岡の天神祭り

最近、鶴岡がアツイ。アツイといっても暑さアツイではないです。熱く燃えてるという意味です。私の家から車で３０分です。藤沢周平の小説が幾つか映画化され、今後もまた、映画化される予定だ。その映画の影響を受けて今都会の人たちに鶴岡が静かなブームになっている。実際、鶴岡という城下町はとても落ち着いていて、とてもよいところだ。私のお奨め一番は、致道館だ。なにせ、無料で入れる。致道館は、昔の英才教育の塾のようなところだ。建物は古く当時のまま残されている。昔の座敷に座り庭を眺めて物思いにふけると、時代という川に揺られて何時の間にか現代にいることを忘れてしまう。鶴岡においでのさいにはぜひとも訪れてください。

May 24, 2005

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イギリスよりの荷物

本日イギリスよりたくさんの荷物が届いた。スージーとオールドノリタケだ。今週は忙しいので写真をとったりは出来ないので、フリマに載せるのは土曜日になりそうだ。先日家の前の道路で写真をとった。なにせ、家から１０メートルも行くと海なのだ。自然だけは一杯だ。無いのは、人通りと産業だ。これが我が村だ。

May 23, 2005

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時を経た美しさ

人でも物でも時を経た美しさというものがある。これまで生きてきた生き様が姿かたちとなって表れる。物で言う、時を経た美しさとは、経てきた時を感じさせる美しさだ。骨董美術品のように大事にしまわれてきた美しさもあるが、大事に使われてきた美しさもある。持っていた人の人となりがわかる品物だ。そんなものに出会うと無性に欲しくなり、後先を考えずに購入してしまう。（金も無いのに）そんな気持で、思わず手に入れてしまった逸品だ。メーカー名がないが、とてもロマンティックな缶である。年代物の缶である。いくつかの時代をたくましく生き抜いてきた感じがする。

May 22, 2005

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海に浮かぶ鳥海山

私の家から７～8分も行くと、天気のいい日には海に浮かぶ鳥海山が見える。今日は天気が良かったので、鳥海山を見に行ったのだが、うっすらと霞がかかってぼんやりしか見えなかった。残念！！！

May 21, 2005

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イギリスで見つけた遊び心たっぷりのカップ

今日は、スージーはチョッと一休みです。このカップは、ぱっと見た目はけっこうきれいなカップだと思う。でも良く見ると取っ手が二つある。もっと良く見ると取っ手は三つなのだ。どうやって飲むのだ？しかも、オールドノリタケなのだ。今、イギリスから日本に向かって飛行機に乗っている。早く来ないか待ち遠しい一品です。

May 20, 2005

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スージー･クーパー　４

これはスージーのドレスデンスープボウルです。1930年～1964年の独立してからの作品です。残念ながら、受け皿がありません。少なくとも40年以上前のものです。柔らかな色使いがとても好印象です。都会に出て行ったあの人へ伝えてよ輝く太陽と風に吹かれて彷徨う緑の匂い都会暮らしに疲れたあの人へ伝えてよ輝く日差しに負けぬ力強い土の色都会の片隅でひざを抱えたあの人に伝えてよ風になびく花々のオーケストラの詩を都会暮らしに疲れて帰ってきたときにはふるさとの山々が力と勇気を青く輝く空と海には生きてゆく知恵を踏みしめる大地にあなたの影が寄り添う安らかなる闇が静かにあなたを覆い尽くす

May 19, 2005

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スージー･クーパー　３

スージー･クーパーは、1902年にけっこう裕福な家庭に生まれたのだそうです。そんな育ちのよさが、皿のデザインに反映されていると思います。今日、本屋さんで骨董についての本を立ち読みしていたら、スージーに関する項目がありました。骨董屋にスージーの作品を扱うかどうか質問したコーナーでした。賛成派と反対派のそれぞれの意見を聞いていました。賛成派の主流は、女性に人気がありニーズがあるから仕入れるでした。反対派の主流は、骨董としての品格に欠けるということでした。ま、人それぞれ意見があり、食い違うのは当然のことで判断はそれぞれに自分自身で決めたらよいと思います。私は、当然賛成派です。それは、金キラ金や厳かな風格のある骨董の食器類にはその立派さと値段には負けるけれど、人を和ませる（癒す）という点では引けを取らないと思います。下の二枚の皿をみてください。本当は、手にとって見るともっと良さがわかるのだけれども写真でも十分に良さがわかると思います。時代的には、柔らかな色のついている方が後のようです。心の移り変わりも想像しながら楽しむと、よりいっそう楽しさも増してきます。

May 18, 2005

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スージー・クーパー　２

スージー･クーパーは、可愛い作品を多く造りましたが、とてもプライドが高かったといいます。そうでなければ、100年以上も前のイギリスで、しかも20代で独立をするのは無理だったでしょう。だから、彼女の作品は、可愛いと同時に強さも兼ね備えているのだと思います。それが、今の日本の女性の心をつかんでいるのではないでしょうか？この作品は、彼女の心の葛藤を描いたもののように感じます。風に自由に飛んでいる羽を表現しているのだと思います。勝手気ままに自由に飛んでいるようでいて、丸い輪の中からは抜け出せないジレンマのような気持もうかがえます。風に吹かれた羽はどこへ行く気ままにゆらゆらと飛んでゆく風に吹かれた羽はどこに行く風に任せてゆらゆらと飛んでゆく風に吹かれた羽はどこに行く明日へとゆらゆらと飛んでゆけ飛んでゆけ

May 17, 2005

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スージー・クーパー

日曜日に楽しみにしていたNHKで日曜午後7時30分に放映されていたアガサクリスティのポワロとマーブルが終った。・・・残念！！（ブログで知り合いになった旅好き人さんも好きだといっていた。彼も残念がっているでしょう）番組の最後にアガサがたどった人生とセピア色のアガサの顔写真が紹介される。私には、いつもアガサとスージーがダブってしまうのだ。顔つきは、痩せ気味でどちらも昔のイギリス女性の厳しさと威厳、それに優雅さを兼ね備えている。アガサは、子供の頃にわくわくして読んだ思い出、スージーは最近知ったけれどもどこか懐かしい人なのだ。旧友と最近出来た親友のような関係でどちらも大事な人なのだ。スージーの作品の多くは、可愛らしい花をモチーフにしたものが多い。心が癒される作品ばかりだ。この作品は、スージーの心に秘めた激しさを表した作品のように感じる。作品自体は小さいが、どうです、魅惑的で挑戦的な感じがしませんか？題名は「幻想」なのだ。狂わしい情熱真紅の花びら秘密の言葉おまえの唇に乾杯俺の心を狂わす情熱の花びらは真紅に燃えおまえの瞳に乾杯二人の恋は幻想恋に狂った野獣永遠の炎狂おしい幻想に乾杯

May 16, 2005

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幸運の女神マリリン･モンローの映画フィルム

ついにマリリン･モンローの映画のフィルムまで手に入れてしまった。1956年の作品「バスストップ」だ。最初は買わないつもりだったのだが、やっぱり最近の幸運の御礼をしないといけないような気持になってしまったのだ。世界で５００しか作られなかったというフィルムの額縁だ。単なる偶然かもしれないけれど、信じるものは救われる精神で投資のつもりでなけなしの金をはたいた。まだ、手元には届いていないけれど、今から楽しみにしている（最近はやりのネット詐欺でなければ届くはずだ）。この映画から、今もっているプロモの写真を使ったのだというのがわかった（同じ写真がついている）。どうです、高そうに見えませんか？

May 15, 2005

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晴れた日には

波に揺られてぷかぷかと浮かぶここは誰も知らない無人島心の海に浮かんでる青い空を泳ぐ鳥のように雲とたわむれお日様さんにありがとう心の空はいつも晴天

May 14, 2005

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イギリスから届いた素敵なミルクジャグ

素敵なミルクジャグがイギリスから届いた。オールドノリタケの作った人のやさしさが花の模様となって、見るものに淡い思い出を思い出させる。昨日も書いたが、部屋にマリリン･モンローの写真を飾ってから運がよくなった。突然、音信普通だった友達から手紙がきたり、今日は、あるところで34人から20人選ぶクジに当たったり（今までは必ずといっていいほどスカだった）なのだ。だから、この写真は売れないように（昨日も値段を上げたのだが）今日はもっと値段を上げることにする。明日もきっといいことがありますように。

May 13, 2005

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イギリスから届いた永遠の恋人　２

もう一枚の写真がイギリスから届いた。直筆のサイン入り写真だ。残念ながらリプリントである。オリジナルだったらずいぶんと高い値段になっていたであろう。でも、この写真のサインをルーペでよく見ると、マジックの部分が浮き上がっている。もしかしたらオリジナル？リプリントだったらサインも写真も一緒にプリントされるはずなのに、サインだけがごくわずかだが浮き上がっている。うーん、見れば見るほどわからない。それに、この写真が届いてからは良い事が重なったので、本当の幸運の女神かもしれない。だから、フリマに長く飾って置きたいので、誰も買わないような値段をつけた。この写真を見た方にはきっと幸運が訪れますよ。時を越えてやってきた女神君の笑顔がまぶしい太陽がどんなに輝いても君の笑顔には勝てない時を越えてやってきた女神悲劇のヒロインなのに写真の君はいつも笑っている君の笑顔が勇気を与えてくれる

May 12, 2005

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イギリスから届いた永遠の恋人

ロンドンで手に入れた永遠の恋人。その名は、マリリン･モンロー。1962年8月5日になぞの死を遂げた悲劇のヒロイン。その死によって永遠の美を手に入れた。だから、私も映像と写真でしか彼女には会っていない。永遠に本物には会えないのだ。このチラシは1961年にプロモーション用に作ったものらしい。誰もが、この翌年に彼女が永遠の旅立ちをするなんて思いもよらなかった。君の笑顔に乾杯君の瞳は誰を見てる君の唇にはもう誰も触れることが出来ないだから、誰も嫉妬しない君は永遠の恋人

May 11, 2005

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ロンドンで見つけた田舎からきたスージーのお皿

アンティークショップには、田舎から持込で商品を売りに来る人がたくさんいる。このスージー・クーパーのＡＭＡＲＹＬＬＩＳパターンのケーキソーサーもそうだ。カムデン・パッセージ（地下鉄Angel駅下車）のアンティークショップに初老の男の人が売りにきていたものだ。田舎の家で大切に使われて（飾られて）来たのだろう。暖かな食卓に集う家族の笑い声が聞こえてくる。同じ皿なのに写真のとり方が下手なので、違う色になっている・・・残念！写真写りが悪いのは、スージーがシャイだったからだ（苦しい言い訳）。1932年から64年のクラウンワークス社時代の作品であろうと思われる。スージーやオールドノリタケは100年経っていなくても（100年経っていないのは、本当は中古という）骨董扱いになるのだという。他では、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートも製作年の次の年から骨董扱いになる。うーん、骨董は難しい！

May 10, 2005

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オールドノリタケ　マルキ　FOREIGN　印の皿

ノリタケマークにマルキ印とくればノリタケのものである。が、MADE　IN　JAPAN　の印が入る場所にFOREIGNの印がある。偽物なのかと慌てて調べたら、きちんとこの印もノリタケで製造したものであった。イギリスからやってきたお騒がせな皿であった。

May 9, 2005

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オールドノリタケ　ウイローパターン

ウイローパターンって何？私も最初何のことかわかりませんでした（不勉強でした）。私が楽天市場に出品しているオールドノリタケの小さな皿に、ウイローパターンではないかという質問が舞い込んできた。早速インターネットで調べました。そうしたら、とても悲しい物語がこの小さな皿にこめられていたことがわかったのです。昔、中国のある所にに大金持ちの家族が住んでいました。そこには美しい一人娘がおりました。この娘は家来である若者と恋に落ちますが、父親はこの恋に大反対。そして屋敷の中を流れる川の中州にある東屋に娘を閉じ込め、家来に見張らせ、娘を別の大金持ちの男と結婚させようと計画します。若者は小舟に乗って娘を助け出し、2人は駆落ちをして生活を始めます。しかしその後父親に見つかり、父親は娘の目の前で若者を殺してしまいます。嘆き悲しんだ娘はそのまま川に身を投げて死んでしまいました。この2人を哀れに思った神様が2人の姿を鳥に変え、鳥になった2人は離れることなく遠いかなたへ飛んで行きましたとさ。その情景を絵にしたのがウイローパターンなのだという。橋の上で見回る三人の兵隊、小船、柳、中国風家、番の鳥が描かれているのだ。この皿には、番の鳥と中国風家と柳が描かれている。物語を知ってから眺めるとこの皿にこめられた思いが、時の旅遊人としてこの先も長い間語り継がれて行って欲しいと願う。

May 8, 2005

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ロンドンで出会ったユニークなカップ　４

物価の高いロンドンでも無料で、しかも一日つぶせる場所がある。大英博物館、グレートコート、ロンドン博物館、自然博物館、科学博物館、ヴィクトリア＆アルバート博物館、ナショナルギャラリー、ナショナルポートレートギャラリー、テート・ブリテンである。特に私は、ナショナルギャラリーが好きである。ルノワール、ゴッホ、モネ、ドガなどの絵に会えるのだ。しかも、海外の美術館がそうであるように、このギャラリーも絵がすぐ間近に飾ってあるのだ（厳重に保管してあったのは、ルーブル美術館の「モナリザの微笑み」ぐらいか）。一日中絵画にこめられた時の声を聞いてすごすのもいいかも。本日は、朝耳を澄ませていると泣き声が聞こえてくるという噂のカップだ。泣き声も世界各国で聞こえ方も違うようだ。日本では、コケコッコーだが、世界ではここのホームページの周りの絵をクリックして聞いて下さいのようになっています。海外の鶏と日本の鶏とでは、やっぱり言葉が違うのでしょうか？

May 7, 2005

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ロンドンで出会ったユニークなカップ

本日は、牛のカップとソーサーです。何を入れてのむかって？やっぱ、牛乳でしょ。モーたまりません。逆向きなら牛の体の絵がカップに書かれていたのに（今気づきました）・・・残念！きちんと、牛の胴体もかかれているのです。これから先は、憂鬱な方は読まないで下さい。暗くなります。なにやら心にたまったものを吐き出してしまいました。つらくても誰にも言えず周りが皆自分とは関係の無い世界のように思えやることなすことすべてがうまく行かず立ち上がっても立ち上がっても打ちのめされる痛みが心の底まで染みわたり行くことも戻ることも出来ず絶望のふちに立たされても明日があると慰め言えるのかテレビでは興味本位で富士の樹海の映像流し屍の叫びを土足で踏み荒らし幾人もの声無き声が木霊するもうたくさんだもうやめにしてくれ心の傷がうずく痛みが心の底まで染みわたり行くことも戻ることも出来ず絶望のふちに立たされた人に明日があると慰め言えるのかテレビの非現実性は残酷悲惨な現実を叫んでみても収録が終れば銀座の夜に消えてゆく正義という名の暴力を加害者の家族のみならず被害者にも振り下ろす片面だけの正義に真実があるのかジャーナリズムは正義？悲しみを視聴率を稼ぐ道具にしてませんか？静かに冥福を祈りたい家族の前に無神経マイクに突き出していませんか？涙を誘うエピソードを見つけるために何をしているのか？本当に最後まで付き合ってくれるのか？話題性が無くなったら？流しっぱなしの責任は？心から湧き出た慰めの言葉なの？

May 6, 2005

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ロンドンで出会ったユニークなカップ　２

気分一新でデザインも変えてみました。ドミトリーで一緒になった人に、私が始めて耳にした職業の人がいた。プロのゲーマーである。彼曰く、日本の企業がスポンサーになっていて、彼は世界中で行われるゲームの世界大会に出場するのだという。つい先日も、トルコで行われたゲームの大会に出てきたばかりだ。そして今、本格的にイギリスを拠点に活動するために部屋を探しているのだ。見つかるまでの間このドミトリーに宿泊しているのだ。彼の心配はただ一つ、年々厳しくなるイギリスの入国なのだそうだ。ただでさえ厳しいのに、ゲーマーという聞きなれない職業なのだから当然といえば当然か。頑張れ日本人ゲームファイター！本日ご紹介のカップは、タコでーす。取っ手がタコの足（手？）になっています。取り扱いには注意してください、タコの吸盤で手が抜けなくなります。なを、このタコは食べられません。

May 5, 2005

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ロンドンで出会ったユニークなカップ

ポートベロー・マーケットには、骨董の他に若き芸術家の作品が数多く出品展示されている。訳のわからない作品やすばらしい作品。見ていて飽きのこないマーケットである。最近、暗いニュースばかりで気持が少々ナーバスになっている人も多いはずです。今日から、そんな方のためにチョッとユニークなカップとソーサーを紹介いたします。取っ手がヒマラヤンの顔になっている、カップと足跡の模様のソーサーです。時々夜にそーっとカップから抜け出して歩き回っているのです。決してのぞかないで下さい。ヒマラヤンのかわりにカップに閉じ込められていい人は、どうぞ！

May 4, 2005

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ロンドンの骨董屋で出会った名無しの小さなカップとソーサー

アンティーク・アリスの小さな食堂でフランスパンのサンドイッチとビールを飲んだ。テーブルが５～６席あり、ビールは外の冷蔵庫から出して注文のカウンターまで持ってゆく。狭いキッチンには二人。ビールを持ってゆくと栓抜きを差し出す。勝手に抜いている間にグラスを用意してくれる。アメリカならそのまま口を付けて飲むのだろが､ここはそれ紳士の国だ。十数年前、中国の広州の駅側のしゃれたレストランでビールを注文したところ、ストローを出されたことがあった。その当時は、ビールは貴重品扱いで鍵の閉めてある棚から出してきていた。それからまもなく、冷蔵庫に入れるようになった。その当時、大理というところに行った時、小さな食堂でビールを注文した。栓抜きがないので頼んだ。若く可愛らしいそこの娘さんだろうか、が、やってきておもむろに私のビールを持つと、なんと口で開けてしまった。そして、笑顔とともに何事もなかったかのように奥へと引っ込んでいった。その当時そこらへん周辺は、夜八時になると毎日のように停電する所でもあった。だから、安宿にはローソクが必需品であった。お腹一杯になった私は、アンティーク・アリスの例のおばちゃんのところに寄った。例によって、小さな可愛い無名のカップとソーサーを買わされた。名はないけれどとてもビューティフルなのだという情熱に負けたのだ。名も無き人よ私は知っているあなたの美しさをあなたの誠実を時代という川を流れたどり着きし日いずる国名も無き人が言う遠く離れた故郷遠く離れたあの人すれ違った人生時代という川の流れたどり着きし日いずる国残念ながら裏印がない。名が無くても美しさに変わりは無い。

May 3, 2005

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ロンドン　アンティーク・アリス

アンティーク・アリス（Sloane Squqre　駅下車　歩いて8分ぐらい。高級アンティークの店が何軒も入っている。ガードマンが中で警備している。）には何度も通った。高級アンティークが中心だけれども、奥にある店の店主のおばちゃんが気に入って、つい足が向いてしまう。おばちゃんと話しをしていると、いつのまにか何かを買わされている。それでも、また行ってしまう。アンティーク・アリスの中には、小さな食堂、それにきれいなトイレがある。チョッと困ったことには、そこの男性用トイレの小用のチュウリップが高い位置にあるのだ。だから、足の短い私は、つま先立って用を足さなければならない。ちょっと女性にはわからない話しでした。各店の店主たちも気持の良い人が多く、ウインドウショッピングにはもってこいの場所です。ロンドンに行ったら、ぜひ訪れてみてください。ただし、日曜日は休みですのでお気をつけを（私は、それを知らずになつかしい映画のポスターを日曜日に買いに行った。だから、日曜日休みとわかったのだ）。春の日の柔らかな日差し鳥のさえずりメロディ奏で愛の言葉を歌にかえ桜の花添え風に乗せあなたの心へ小さな想い届けたいドイツ製のミニカップとソーサー。チェコスロバキアのミニカップとソーサー小さなものでも、きちんと自己主張がありとてもすばらしい時の旅遊人たちである。いづれもアンティーク・アリスのおばちゃんがお奨めの品々である。

May 2, 2005

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ロンドンの骨董屋で出会ったお面

ブリックレーンマーケットの穴倉をごそごそと歩いていると、どこかから視線を感じた。視線をたどってゆくと一つのお面がそこにあった。薄暗い静かな穴倉の中で出会ったお面だ。面や人形は、作った人やもっていた人の想いが、特にこめられているようで、あまり買わないことにしている。が、このお面は、私にこの暗い穴倉から救い出して欲しいとでも言っているように、私に視線を送りつづけていた。自然と意識しないままに、手がそのお面を持っていた。お面の思いに心が時の旅遊人になる。苦しみや悲しみに沈み暗い地獄に身を投じ闇夜の中を這えずり回るしかし、その視線の先にはいつも、希望の光を追い求めるたしかな歩みはいづれ地獄を抜け出す時が来るそう信じて耐えて歩く夢も希望もかなわぬ人生彷徨いし道も見えず遠のく光追い求めわずかな歩みも歩きつづける限りいずれ大きな歩みになり満たされる時が来るそう信じて歩きつづけたい

May 1, 2005

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