もんくたらたらはやめよう
いつも愚痴ってばかりいて何の進展も無い。もう少し建設的に考えよう。何の話かというと私の勤めている温泉ホテルとその周辺の温泉地の暇さ加減のことだ。どうしたら温泉客が増えるのかという当たり前の議論にしかならず、結局何も得る物が無い結論になる。お客様の求める本当の旅館の姿というのはいったいどういうものなんだろうか。無い物ねだりでない現実の話を聞きたいものだ。庄内平野に囲まれ日本海という自然に恵まれ人情という布団に包まれゆっくり過ごすことができる環境にあるのに、なぜかお客様が来ない。足りない魅力とは、いったい何なのだろう。このミステリーを解ける人は地元にはいない。なぜなら、いまだに客が来ないから。一昔前、どっどどどっどーと押し寄せてきたお客様はどこに行ったのだろう。