旅行客の感覚の変化
一昔前のツアーは、金額が安いのだから多少部屋が狭くても文句は言わなかった。最近のお客様は違います。自分たちがいくらで宿泊しているかは関係ないのです。前は布団が重ならなければそれでよしとしていました。ところが今は、その他に十分なスペースが確保されていなければ部屋が狭いといいます。十畳間の部屋に四人ではもう狭いと苦情が来ます。一応一般的な定員は二畳で一人ですから十分なはずです。でも、苦情が来ます。それだけ生活水準が上がったのでしょう。旅館より立派な部屋に住んでいる人のほうが多い時代です。ちなみにツアーの場合一般的に平日一泊二食で6,000円から10,000円ぐらいです。夕食を出して朝食を付けてこの料金です。その分従業員の長時間労働とハードな仕事内容に跳ね返ってくるわけです。うーん辛い