アールデコ
オールドノリタケといったらなんと言ってもアールデコの陶器ではないか。1920年代のモボ(モダンボーイの略)とモガ(モダンガールの略)が華やかな文化を作り出していた頃、ノリタケがその技術力でアールデコをアメリカに輸出していたのだ。その多くが今、日本に里帰りしている。が、まだまだ、アメリカにはたくさんのオールドノリタケが存在する。なにせ、オールドノリタケの魅力を発見し収集しだしたのはアメリカ人なのだ。アメリカ人に教えられて日本人がオールドノリタケの魅力を知ったのだ。コレクターズブックで見るようなアールデコの陶器はなかなか市場には出回らない。でても、その金額は当然高額なものになってしまう。高くても、やはりいいですね。そのすっきりしたデザインとカラフルな色合い。なんといっても見ていて心が癒されます。中華的なアールデコではないでしょうか?極端にデフォルメされた景色。淡い色使い(ノリタケの本来のアールデコはもっと派手な色使い)がなんとも言えなく安らぎを覚えます。 通称M-Jpan(1918年から1941年頃にアメリカに輸出された)このような逸品(自分として)を見つけたときの喜びは言葉には表せません。いいですねーオールドノリタケは。