シャーナリストの死
あのビルマの竪琴の地で悲劇が繰り返されている。とても悲しいことだ。日本のジャーナリストが犠牲になった。戦場カメラマンの宿命と言えばそれまでだが。やはりあの状況下で、あまりに無防備だったのではないだろうか?真実を誰かが伝えなければならないと、自分を危険な地に率先して赴かせる。その心根には非常に勇気ある行動だと言える。が、やはり命は大切にしなければならない。死の瞬間をCNNのカメラが捕らえていた。とてもショッキングな映像である。が、ここにCNNのカメラマンの位置と亡くなった日本のジャーナリストの位置の安全確保の違いがあったのだ。真実を伝えるにもやはり、その状況下での最高の安全確保がのぞまれる。なぜなら、命はその人だけのものではないからだ。多くの悲しみを作り出してしまうのだ。無抵抗のものを撃つという事実も見逃せない大きな問題だ。日本の強い姿勢を望む。