チベットの暴動
ずいぶんと昔から、中国を旅行していると、陸路でラサを抜けてネパール、インドに向かう人からあの国境はよく閉まっていると聞かされたものだ。陸路でラサから来た人に旅人は常にラサの国境は開いていたかと聞くのが常だった。国境もラサではなくその先のダムという町が国境なのだとはじめて知った。そして、そこまでの道のりも大変なものであるということも知らなかった。安宿での会話では、皆何事も無かったかのように平然とすごかったと話していたのでそんなに大変なおもいをして旅行していたなんて想像しなかった。だから、今回のニュースを見てそのよく話題に上ったラサの暴動の実態をはじめて知った。皆大変なおもいをして暮らしているのだと心に焼きついた。ゴールデンチャイルドというエディマーフィーが主演の映画を見たことがある。その時は、ダライラマに対してそんなに知識も無くチベットの現状にもあまり興味が無かったが、今見たら又違った感想になるだろう。中国も早く、チベットや台湾その他少数民族の問題を解決して欲しいものだ(餃子問題も)