旅のつれづれ

今年もまた自殺者が3万人を越えた。何ゆえ死に急ぐのか？
特に、45歳から65歳までの中高年の男性が大半を占めている。
理由は、なんとなくわかるような気がする。
社会生活の行き詰まりだろう。生活苦や病気、借金等・・・。

死を考えるまでの苦しみ、つらさはわかるが、残された家族はどうなるのだ。
きちんと、保険をかけて死ぬのならまだ、なんとなく許される部分もある。
残された家族に、借金やその後の生活苦を残して死ぬのは、卑怯だ。
かといって、仕事も無く将来の見通しも立たない、そんな環境の中高年に生きていての解決策はあるのだろうか？（死んでも何も解決はしないが）

生きているだけで家族の重荷になっている。そんな人もいる。
だからといって、努力もしないで死んでもらっても、誰も喜びはしない。
死ぬ前に、本当に努力したのか、本当にこれでいいのか、もう一度考えて欲しい。

9年連続して自殺者が3万人を超える事態に対してただ絵空事を述べている国がもっと本気になって対策に取り組んでこなかった結果だ。