カテゴリ:個人情報保護とセキュリティ
今回も住民票のお話ですが、
住民票は、普通紙で出てきて、自分の名前と家族の名前が出てくる・・・のをイメージされると思います。 住民票のもととなっている住民基本台帳は、台帳と言う名前の通り、世帯(家族)ごとに住所、名前、性別、生年月日が書かれている紙がつづられているのです。 もっとも今はコンピュータ化しているので書類をつづっていることはほとんど無いと思いますが・・・ そのつづってあるものの、写しというのも実は役所に備え付けてあります。 それは公開しているものです。 公開?とびっくりされるかも知れませんが、公開されているのです。ただし、閲覧の請求をしないと見せてくれません。 ところで、公開されている内容は、住所、氏名、生年月日、性別等です。 確かに、別に公開しておいたってもう知ってる人は知ってるだろうという事でしょうが、この情報があればいくらでも悪用が可能です。 そこで現在は、正当な理由を示し、身分証明をしないと見せてくれません。 (その上誓約書まで書かされます。) さらに、今後この住民基本台帳の閲覧を制限しようという事が取りざたされています。 でも、どこに誰が住んでいるのかというのは、出来る限り公にしておくべきという必要もありますが、悪用されるのはどうか・・・と思います。 そこで、「何某と言う人はこの区市町村にいるか?」とか「ここの番地の住人は何某では無いのか?」ということを、他人の住民票を取る程度の手続きで、 照会できる制度にすれば、住民基本台帳を公開しなくても、どこに誰が住んでいるのかということは公に出来ると思うのですが・・・。 いかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.28 00:57:20
コメント(0) | コメントを書く
[個人情報保護とセキュリティ] カテゴリの最新記事
|
|