Paul McCartney's Texan Reports

アコギNEWギターに置いて雰囲気の違いの一つは塗装感です
NEW-GibsonもNEW-Martinもオールドと同じ方法の塗装ではありません

MartinもGibsonも過去に生産された製品を模したデザインの為余計に気になってしまいます

昔のギターに採用されていたニトロ・セルロール仕上げは
現在の量産ギターで採用するのにはコストの面が一番大きいと思うのですが
またアメリカの環境問題等で使用できないのでしょう
でも消費者の希望としてはやはり、
出来るだけOLD的な塗装をして欲しいのであります

近年物の高価系なMartinとMerrill等手工系を同時に並べてみると
Martinの安い塗装感にがっくりしてしまいます、
多少Martinの塗装よりは好みながら、ギブソンもしかりです
まぁ両社ともカタログ上では＜ラッカー仕上げ＞です。

日本で山野楽器正規Gibsonアコギを買うと取り扱い説明書が付いてきました
「昔と同じ方法のラッカーで仕上げてあります、取り扱いには十分に注意を」的な事が
書いてありますが・・・・まぁラッカーですが

アコギから目を転じてエレキの塗装は、
アコギと同じ価格帯に置いても、市場の要求から
ヒスコレ・レスポール、FENDER のThin Lacquer:極薄ラッカー塗装と
なかなか頑張ってOLD的な塗装を施されたモデルが多いです、
薄すぎて容易に傷が付いてしまうほどで、保護の観点からは？？な塗装もあります
塗装の劣化も早いかもしれません

（下地までラッカー仕上げですと、コストが上昇しますので限られたモデルになりますが）
（部分修正が容易な、昔ながらのラッカーが採用されているかは素人なのでしりませんけど～）

まぁ見た目はアコギに採用されている物よりは良い感じです。
極薄塗装なので鳴りが良い！との宣伝文句がエレキではありますし（笑）
アコギだったら、さらにカタログの宣伝文句に使えます

でもなぜアコギに採用できないのか？・・・・

アコギ掲示板を見てみれば
「憧れのマーティンを買ったのに傷を付けてしまいました、ショックです」
「ピックガードに弾き傷が付いていまいました」
「打痕を付けてしまいました、付けられた」
「クラックが発生してしまいましたぁ・・」
「磨き傷を消すのはどうしたら良いですか？」
「塗装に曇りが出てしまいました」等
塗装に関する書き込みが多く傷に対して少々神経質か？

アコギとエレキを一緒にするのは強引ですけど

一方エレキは
ボロボロで傷が付いても高価なoldギターを見慣れているせいもあるだろうし
ボロ・ギターがトレードマークな方も多いです（アコギにもありますけど）
製品的には最初から弾きこんだ様な人工的に傷が付けられたAgedモデルが多数あるように
傷を付けられていないタイプも人工クラックだけは入れた製品もあるし
「弾きこんでOLDの様に渋い外観にしたい」
「もうボロボロです～(*^。^*)」等、
傷に対しての寛容度がアコギユーザーよ多少高く、
傷が付く事に対してむしろ喜びぶユーザーが多少なりとも多いようにも感じます

もしもOLD的な今よりも傷の付き易い塗装が憧れの量産アコギに採用されたら、
日本的クレームが多くなるかもですね。

以上勝手な素人の支離滅裂なたわ言でありました○

PS、
アコギのピックガードの模様＆質感もOLDが好みです
単純な物ほど再現不可なのか？

マーチン・ギブソン・フェンダーの呪縛から解放された製品もありますが
昔の仕様を追い求めるタイプの型番のギターは
世の中一般からみて異常な製品ではあります。

少しマニア過ぎた話題でした。