香港市場企業の資本政策
About 3months recently,オレが株式保有している香港方面の企業から嬉しいニュースがありました。投資家サイドの経済的インパクトが特に大きかった件につきましてご説明がてら解説致しましょう。日本では皆無か、あるいはめったにお眼にかかれない貴重なsampleですので・・・1.HK1196第三者割当増資実施。実効日:13Jul2007発行新株には議決権・配当受益権ともに有り。発行価額:0.35HKD※23May2007の終値0.63HKDから44.44%discount引受の意思表示をしたShareholdersに対して4株当たり1株の有償新株割当。つまり、44.44%のdiscounted priceに対してdilutionは25%ですから、かなりオトク。オレのところにも、引受申込書がHSBC香港経由で届いたので、number of share rightsとmy signatureを記入して、HSBCのcutodian departmentへFAXで送り返しました。saving accountに足りるだけbalanceが在って良かった~(笑)いやー、こういった類の手続き方法は職業柄おぼろげには知っていましたが、実際に権利当事者になるのは初めてでしたので良い実践経験になりました。記事を書いている本日現在の株価は0.475HKD。そして、発行済株式数増加にもかかわらず、estimated dividendsは0.03HKDで据え置き。ということは、来期は配当金受領額がまんま25%増量ダ!太っ腹です~yearly total amounts of estimated dividendsを再び上方修正しねっきゃぁな(嬉)2.HK2866前年中2000隻のコンテナ船仕入れ等大きな先行投資による負担を吸収。今中間純利益は前年比14.2倍の大幅増益。しかし、中間期のcash dividendsは無しということで若干ヘコんでいたところ(笑)、A SharesのIPOに伴い、H Shareholdersに対する株式無償交付をするという朗報。こりゃぁタナボタ的ラッキーだて。香港・中国本土市場ではこっけんことも起こらんだな!29Sep2007に開催されるextraordinary general meetingsの承認完了次第、既存株主が保有する株式10株当たり5.5株を無償で交付。投資家サイドの経済的効果としては、1:1.55の株式分割と同等となります。つまり、このまま何もしなくても保有株式数が1.55倍に増えるゾ~期末決算の時には、しっかりcash dividendsも出るといやんですがねー。何しろ純利益14倍だっけね。本業が伸張しているという点が最も大事なことだし、株主としてもいっちゃん喜ばしいやね。それにしてもすみません、今日はルー大柴氏みてぇな文面になっちまったて(笑)