先月の話になりますが、買い物をしに近くにスーパーに行ったら駐車場に封筒が落ちていました。こどもってホント何でも拾いますよね

　その封筒は少し濡れていたし汚かったので、捨てなさいと子どもたちに言ったのですが、どうしても中が見たいと・・・。気は進まなかったのですが、納得させるには中身を確認せねば・・・と思い切って封筒を開けてみました。

　中には飲食店の割引券とスポーツ店の割引券が入っておりました。スポーツ店の割引券には住所と名前が入っていました。

　長男「お母さん。この券を落とした人に届けてあげようよ。」
　次男「うんうん。」

　私「そうは言ってもここから少し遠いし、そのあたりに明るくないし・・・。
　　　ましてや、そんなに大事なものとは思えない微妙なものじゃない？」

　・・・しかしこどもたちも引き下がらずとうとう家に持ち帰ることになってしまいました。
　そこへ長男が手紙を書こうと言いだして・・・。しかしこの時代情報が漏れるのが嫌だなぁと思っていたのですが悩んだ末、住所が書いてあった直筆が達筆だったので、なんとなく大丈夫だろうと・・・３人でお手紙を書きました。

　手紙を送った２日後にお礼の手紙とりっぱなぶどう。
　そこには電話番号が書いてあったのでお礼の電話をしてみました。
　よくよく話を聞いてみたら、そのサービス券たちはその方の息子さんにあげたもので、もしかしたら、息子が落としたのかも・・・。という話でした。

　しかし、その方はこんな時代にこどもたちの道徳教育が出来ていると、私をとても褒めてくださいましたが、私は子ども達に言われるがまましたことであって最初は捨てなさいと言った人間なんだし…と複雑な思いでした。

　電話はこどもたちにも変わり親切なおじさんのお友達が出来た子ども達でした
　なんか素敵だな親切って本当にいいものなんだな～～と実感させられた出来事でした。子ども達と子ども達の気持ちに応えてくださった素敵なおじさまに感謝です。素晴らしい情操教育ができました