Keizo's Blog★IT worldを中目黒から考える★

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• ・Yahoo Mail beta

  Yahoo Mailの新バージョンが一部のユーザに配布されている。中でもすごいのが添付ファイルの検索。添付ファイルの中味まで検索できるし、画像添付ファイルの検索ならPhoto view機能で一覧が出る。ドキュメントの添付ファイルならAttachment viewで検索結果を書類のサムネイル画像で見ることが可能。Skypeといい、VoIP機能がホットだが、まだまだ大半のユーザはメールがメイン。Gmail以来、あまりニュースがなかったが、webメールはまだまだポータル差別化の鍵だ。

  2005.09.14

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• ・eBayがSkypeを買収する意味

  噂どおり、eBayがSkypeを買収。私の「VoIPプレーヤーはいずれportalに買収されるだろう」という予言は「買収」部分は当たったが「portal」部分はハズレ。しかし、eBayにとってこの買収の意味は何なのだろう？確かに、・車などの高額商品の取引時にコミュニケーション手段を増やせる・Skypeが強いヨーロッパの顧客獲得ができるというのは事実だろう。しかし、その効果はどれほどなんだろうか？VoIP分野でYahoo!, MSN, Googleに勝てるのだろうか？それよりも、真の理由は：単独での成長に陰りがみえているeBayが、次の成長の起爆剤としてSkypeのような、爆発的に顧客を増やしていて、かつある程度の規模がある会社を買収せざるをえなかった、ではないだろうか？ある意味、高い成長を維持するために次の賭けに出た、その手段という気がしてならない。

  2005.09.13

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• ・Googleがハリケーン被害状況の衛星写真をアップ

  GoogleがEarth機能の一環としてハリケーン・カトリーナの被害状況の衛星写真をアップした。Google Earth/Google Localで"New Orleans"を検索すると、通常の"Satellite"ボタンに加えて"Katrina"という赤いボタンが登場する。そこをクリックすると、最近の映像が出てくる。ちょうど"Satellite"のボタンと"Katrina"のボタンを交互に押すと平常時の映像と現在の映像が交互に出るのでわかりやすい。かつては道だったところが、いけどもいけども（スクロールし続けても）水になっている悲惨な被害状況がよくわかる。⇒こちらで表示されたものを、ズームインし、前後左右にスクロールしてみてくださいGoogleのオフィシャルブログでは、一時避難所だったスーパードーム付近の画像があります（スクロールは不可能）カトリーナの悲惨さに驚愕するとともに、Google Earthの新たな方向性（開発側は最初から狙っていたのかな？）を感じた。つまり、これは凄いニュース媒体になりえる。今までは新聞やTV、さらに最近はネットで画像が断片的に公開されており、最もひどい個所、もしくはランドマーク的に目立つ建物周辺の画像のみに限られていたが、Google Earthでは、周囲を俯瞰的に眺めたり、ランドマークから離れた個所の状況を調べることができる。衛星写真といえば昔キューバ危機の際、キューバ側のミサイルを映し出して活躍したが、これからはぐっと用途が増えそうだ。

  2005.09.06

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• ・Mobile Monday Tokyo

  麻布十番で開かれたMobile Monday Tokyoの1周年パーティに参加。ブラウザのOpera社など2社のプレゼン後、Q&Aがあり、後は大規模なネットワーキング。久しぶりに参加するシリコンバレータイプのイベントだ。参加者の７、8割が外国人。様々な人と名刺交換。ベンチャー経営者、ベンチャーキャピタル、コンサルタント、代理店、弁護士、ヘッドハンター、学校関連者、大企業のシステム担当などなど。ワイワイガヤガヤと様々な話題を話しをしながら盛り上がる。一部の人達は男女の出会いを求めているようだが、それもアリ。スポンサー2社がついているので、参加費は事前登録者は無料、当日参加は1,000円と安い。もっと日本人間でこういうオープンなイベントがあってもいいなぁ。どうしてもクローズドなイベントが多いような気がする・・・

  2005.09.05

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• ・Googleが雑誌広告に参入？

  Google が試験的に雑誌広告開始。PC magazineなどの雑誌を２ページほど買取り、それを細切れにadwordsの広告主に提供するとのこと。この実験は様々な憶測を呼んでいるが：１．広告主のwalletシェアを伸ばし、いずれは広告代理店業を狙っている２．上手く行けば、Google自身が雑誌を発行３．検索PVの伸びが鈍化しているため他の媒体に出ざるをえないという3点があてはまるのではないか。

  2005.09.02

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• ・良いサービス：Hyatt Regency Guam

  東海汽船と対照的に良いサービスだったのがHyatt Regency Guam。一言でいえば、期待値を大幅に上回った。

  2005.09.01

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• ・タビニ(tabini.com)が解散

  JAL, ANAや様々な航空会社とTravelocityが出資して運営していたタビニが営業停止＆解散してしまった。29日に営業停止とページに出て「あれ～メルマガ会員なのにお知らせのメール来ないなぁ」と思っていたら、本日19:31にお知らせメールが来た。ネットバブルが弾けた2000年頃は何通か見たが、久しぶりの寂しいお知らせ。それなりに使っていたので残念。Travelocity子会社らしい早い検索に加え、コールセンターに電話すれば通常の旅行代理店のように複数の出発＆帰宅日を組み合わせてキャンセル待ちできるのが、ピーク時にしか休みがとれない私には便利だった。つい先日のお盆期間も「出発が8/8～10、帰宅が8/12～14になるような、4泊～6泊になる組み合わせで、午前便でお願いします」とキャンセル待ちをいれていた。コールセンターも相当スタッフ数を入れていたようで、なかなか電話が繋がらないＮ○Ａとは大違い。※Ｎ○Ａのワールドパークス会員の方は飛ばなくても10,000マイルゲットできるチャンスのFFFキャンペーン実施中ですよ！まあ、でもこういったネット企業らしからぬ過剰人員が業績悪化の原因だったのだろう。あとは何と言っても、そもそも出資企業が多くて「船頭多くして・・・」になり、思い切ったコストカット他の施策がうてなかったり独自色を打ち出せなくて最大公約数的なパッとしない中途半端なものであったのが敗因だろう。

  2005.08.31

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• 

  ・大人のオモチャ

  先日の日記に書いた、ホームスターという家庭用プラネタリム楽天市場の男性デイリーランキングで3位と5位になっているが、すべての店で完全に売り切れてしまった。2万円という値段は、私のような星好きはともかく、あまり頻繁には使わない一般人の出費としては安くない。それが楽天市場の全商品の中で3位と5位というは快挙というか、ただただ驚き。そういえば、ふと思い出すのは私が高校生まで、星と並んでオタクだったもう１つの趣味、鉄道関連グッズの売れ行き。九州新幹線「つばめ」のシュミレーションゲームが発売開始した時、ゲームソフトとコントローラーのセット商品が、楽天市場のランキング1位を数日間占めていた。こちらも約2万円の商品。こんなものが楽天市場のランキング1位、しかも数日間という事実にただただ驚いた。プラネタリウムにしても、新幹線シュミレーションゲームにしてもひと昔前なら完全にニッチなオタク商品。神田や新橋あたりにあった、ファンの間だけに知られる小さな店にわざわざ買いに行かねばならなかったもの。それがネットでは、瞬間的とはいえ日本一売れているモノになった。これは１．やはりネットはオタク文化にパーフェクトにマッチしている２．大人のオモチャを買う人は増えたという２つの側面がありそうだ。１．については、eBayだって元はPezのコレクター向けサイトだったことや、オンラインゲームや萌え系の台頭により自明。２．については、豊かな日本の象徴か？それとも、生活に「まあまあ満足」した人達が、人生の目標や楽しみを見つけられず、趣味を見つけだそうとしてなんとなく、流行りモノ／ブームに乗っているだけか？前者であることを願いたいが、楽天市場で1位になるほど星や鉄道が趣味な人が大勢いるとは思えないので後者も当てはまっているような気がする。

  2005.08.30

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• ・Yahoo!が3.5万店、買物かご改良版ベータリリース

  米Yahoo!はよくモールというより価格比較エンジンに分類されるが、Merchant Solutionsというサービスでドメイン取得やホスティング、ヤフー提供の買物かごがパッケージになっている。今回はこの買物かごの改良版ベータがリリースされた。リンク先の記事でビジュアルな比較があるが、出店者が買物かごを１ページにまとめたり、いろいろカスタマイズできるようになっている。eBayや楽天市場は全店舗共通の買物かごデザインを貫いているのとは対照的。この違いはeBayや楽天市場のような取引の場を提供する会社と、Yahoo!のような「場」というよりリンク集を提供するスタンスの差であろう。ユーザーにとってはどちらが便利なのだろうか？個人的には共通の方が便利な気がするが、ではeBayや楽天市場が最も使いやすい買物かごか、というとそうでもない。eBayや楽天が、場としてユーザーが満足できる商品数などの選択肢やレビューなど便利なものをそろえている限りは安泰だろうが、今後、米Yahoo!モデルが台頭してこないと断言はできない。お店の数は既に3.5万店。これにお家芸の検索を強化し、子会社化したovertureやvalue commerceを上手く組み合わせれば、面白いものが出てくるかもしれない。

  2005.08.29

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• 

  ・「星に願いを～７畳間で生まれた410万の星」

  今晩21:00からフジテレビで「星に願いを～７畳間で生まれた410万の星」というドラマが放映される。メガスターというプラネタリウムを作った大平さんという人のドラマ。彼はホームスターという大人気の家庭用プラネタリムの制作協力もしています何とKinkikidsの堂本剛、藤木直人、優香といった超豪華キャスト。履歴書の「特技」欄に「プラネタリウムの操作」と書きつづける私にとって、プラネタリウムを題材としたＴＶドラマができるだけでも感動なのに、このキャストはすごい。でももっと感動したのは、大平さんは私と同じ川崎市生田出身で、隣の学校出身！私と同様に生田緑地のプラネタリウムに頻繁に通っていたらしい！！なんと高校も日吉で隣の学校！！！メチャメチャ親近感！！！！P.S. ホームスターは楽天市場の全店で売切れ～（涙）

  2005.08.26

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• ・MSN Messenger 7.5リリース

  Google Talkに続き、MSNがMSN Messenger 7.5をリリース。IM+VoIPは本当にホットだ。そして既に、儲からない泥沼の開発合戦。いや、ポータルでNo.1になるためのキラーアプリの開発合戦と言うべきか。

  2005.08.26

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• ・Google Talk

  前日のサイドバーに続き、Googleが今度はGoogle Talkをリリース。基本はインスタントメッセンジャーとSkypeのようなVoIP電話機能。ぜひ使ってみたいのだが、我社はmessenger禁止。うぐぐ・・・まあ各種レポートを見る限り「あまりGoogleっぽくない平凡な商品」らしい。平凡だとAOLやYahoo!、MSNに勝つことは極めて難しいだろう。何しろIMもVoIP電話も、ネットワーク性が働くので相手になる人数が多ければ多いほど勝ち、つまり先行者メリットがききまくる機能だ。だからアメリカではAOLのIMがいまだにNo.1なのだ。それにしても、以前の日記で予想はしていたが、VoIP電話はあっという間にポータルの機能の１つというコモディティになってしまった。Skype, Vonageなどの会社はポータルに買収されるしか生きる道が無くなっていくのだろう。

  2005.08.24

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• ・デスクトップ・サイドバーの戦い：GoogleとYahoo!

  Google がDesktop Beta2.0をリリース。今回のバージョンの目玉となる機能がサイドバー。ニュースや天気、メール、株価等々が一覧表示される便利な機能。更に秀逸なのが数々の第三者提供によるplug-inソフト。iTunes用のgdTunesや、ToDo List、AdSense Monitorなど便利そうなものがある。7月にYahoo!が買収したKonfabulatorも同様なサイドバー機能を持つ。この２つを並べたCNET記事はこちら多機能のサイドバーを提供することによって新規ユーザー獲得ならびに既存ユーザの利用頻度アップを狙っているようだ。だんだんとこの２社がＯＳに近づいている。MSはどう出るか？そして最近あまり話題にならないAOLは??

  2005.08.22

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• ・ローカルサービス続々登場

  お盆休みが明けたら、またまたローカルサービスのリリースが続々。ホントにHOTだ。さすが34億ドルの市場規模と推測されるだけのことはある。まず、AmazonのA9が噂どおり、A9.com Maps Betaをリリース。A9はもともと、GoogleやMSNのような空中写真に対抗してバン（車）の上にカメラを載せて店舗などの街中の景色を撮影していたが、それを地図情報と連動させ、かなり細かい間隔で(サンフランシスコなら10m毎程度に見える!?)、その地点から360度の景色をカバーするような、膨大な枚数の写真とリンクしている。これは凄い。まだごく限られた都市だけだが、是非お試しあれ。サンフランシスコやフィラデルフィアで以前住んでいたアパートの入口付近の360度の写真に痛く感動。一方Yahoo!は写真情報は無いものの、ローカルサーチにレビュー機能を搭載。これで地域別にお店（例えばレストラン）を選ぶ際にユーザーによるレビューがリンクしているので良い店を探しやすくなる。これは便利。GoogleやMSN, A9は単に店がずらっと出てくるだけだが、Yahoo!は★何個といったレーティングと実際のレビュー文が読める。ポータル各社がしのぎを削り、ユーザにとって利便性の高いものがどんどんリリースされている。素晴らしい。・・・はて、日本は？？？

  2005.08.18

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• ・続Google Maps: 今度はmixiのイーマーキュリーがFind Job Maps

  昨日のGoogle Mapsの続編。今度はmixiのイーマーキュリーがFind Job Mapsをリリース。Google Maps APIの威力は凄い。話題席巻のiTunesといい、「黒船」の威力を感じる。彼らは何が凄いのだろう？・・・いろいろ凄い点があるのだが、１つ大きくあるのが、GoogleにしてもAppleにしても、これらのサービスに対する会社の意気込み、思い入れ、パワーのかけ方、「気合い」等が、既存の日本企業のサービスとは一段上のレベルにある。だから、使い手の利便性など、いろいろな事をとことん突き詰めて考えていて、日本企業が陥りがちな「売り手の論理」で終わっていないから強いのではないだろうか。「とことん突き詰めて考える」・・・ちょっとしばらくおろそかになっているような気がするのでお盆休みの間に考えよう。

  2005.08.10

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• ・Googleがらみの複数のニュース

  今日は気になるニュースがあったので、昨日の宣言を撤回し、良いサービスの話は明日書きます。Googleがらみのニュースが3つ。１つは日本のMaplogがGoogleローカルを使って、その地域関連のブログ検索サービスを開始したというもの。もう１つは、米Google本社が、位置情報にもとづくSNSであるMeetroductionを買収するという噂。ブログにしてもＳＮＳにしても、やはり同じ地域の情報は気になるもの。Googleローカルと結びつけ、飲食店情報が話題になることは容易に想像できる。電話帳に対抗するサービスは日米のYahoo!を筆頭に様々なプレーヤーがいるが、後発であるGoogleもかなりイケそうだ。今後は旅行記にからめたホテル予約や特産物のECも展開としてありえる。最後に、ちょっと古い週末のニュースだが、Googleが2.6%持つ中国最大の検索サイト、Baidu.com(百度)が金曜日にIPOし、なんと初日に354%上昇、という2000年のネットバブル崩壊後最大の上げ幅を記録。中国はホットだ。と同時に、つい数年前はSina.comやSohuが君臨していたのに、あっという間にBaiduが抜き差ってしまった。その前はNeteaseも一番だった時もあったかな。China.comだって本当はwebコンサル会社なのにネットバブル時代はその社名から勘違いした投資家が買いまくっていたし。中国のネットビジネスはまだまだ激しい下克上。

  2005.08.09

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• ・サービスはトラブル対応でよくわかる

  よく言われる事だが、サービスの良し悪しはトラブル時によくわかる。この週末は義理の家族達と伊豆大島へ。その帰り道、東海汽船のジェット船がトラブル。大島を出てすぐ、グォーン、グォーン、グォーンとエンジン回転数が上がりかけたところでヒュルルルルル～と失速。もう1度、グォーン、グォーン、グォーン、ヒュルルルルル～。そこで案内放送「取水口にゴミがはさまったようで、テイクオフに失敗しました。空気圧で取り除きます。大きな音と振動がありますが故障ではありません。」私：「おいおい、テイクオフって何だよ～。乗り物好きの私でなければわからん専門用語だろう」そしてバコン、バコン。バコン、バコン。グォーン、グォーン、グォーン、ヒュルルルルル～。バコン、バコン。バコン、バコン。グォーン、グォーン、グォーン、ヒュルルルルル～。何度か試みるが、やっぱり「テイクオフ」できない。台風9号の影響で波は荒く（大島の元町港そばにある弘法浜は遊泳禁止だった）、かなり揺れる。お昼寝の時間なので子供達がみんな爆睡していたのが不幸中の幸い。放送が入る。「ゴミを取るための空気を使いきってしまったので、再び空気がたまるまでしばらく艇走いたします。波で揺れますが申し訳ございません」私：「おいおい、艇走って何だよ～。テイクオフよりもっと難解だぞ～」乗務員が2人、機械室へ入ったり、床を開けて下に行ったりしているが何も良くならない。しばらくして、空気がたまったらしく、再びバコン、バコン。グォーン、グォーン、グォーン、ヒュルルルルル～。もう急発進はあきらめたらしく、今度は徐々にスピードを上げる。ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・とスピードを上げていくが、20km/hあたりまで行くとヒュルルルル～～ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ヒュルルルル～～ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ウィーン・・・ヒュルルルル～～10回ぐらい繰り返しただろうか。熱海16:00着の予定がとっくに17:00の頃、「誠に申し訳ございませんが、翼走ができません・・・」私：「おいおい、翼走って何だよ～。ジェット船に翼が着いてるのを知ってる乗客はいったい何%なんだ！」（※注：このあたりの用語はJR西日本のページに載ってましたのでご興味のある方はどうぞ。）で、しばらくして「なお、熱海到着は19:00頃の予定です」と案内があり乗客一同「えーっ！」通常なら所要45分で16:00着のところ、既に1時間以上遅れ。これから更に1時間半以上かかるとのこと。みな驚きと呆れが混ざっている。子供達が爆睡なのがホントに幸い。ジェット船は甲板に出ることができず、船内も座席がびっしりで、かつ揺れるから、起きていたら飽きて酔ってしまうことがほぼ確実。まあ、そんなこんなでやっと熱海港についた。やたら専門用語が多いアナウンスと、終始「取水口にゴミがつまったため・・・」という説明。本当か？エンジントラブルでは？　ゴミに責任転嫁してどうする！？きちんとサービス業者としての精神があるのか疑問。そして、熱海港で800円だけ払い戻し。4,730円のうちなぜ800円だけなのか全く不明。JRの「特急料金半額払い戻し」みたいな扱いなんだろうか。税抜き4500円のうち「運賃」が2900円で「特急料金」が1600円その「特急料金」の半額が800円。熱海⇔大島間はジェット船しかないので、通常の船で行った場合の「運賃」が不明だが・・・というか、払い戻し金額について何の説明もない。もしや「取水口のゴミがつまった」という「天災」だから800円！？エンジントラブルという、「東海汽船の理由による遅延」だったらもっと多額が戻ってくるとか？十分ありえる。というか、「きっとそうなんじゃないか？」と疑いを持つような対応だった。そして最後は熱海港から駅までの東海汽船が手配した貸切バスが、待てど暮らせど来ない・・・たまたま熱海は花火の夜だったのでタクシーも来ない・・・20分ぐらい待ってやっと来て、熱海駅についたのはもう20:00。既に駅弁屋は閉店（涙）他の家族を残し、子供が一番小さいウチだけ、走って駅前のマックで食料調達し、熱海から新幹線に飛び乗って帰りましたとさ。・・・ということで、東海汽船のサービスの悪さを満喫したのでありました。昔の国鉄がそうだったけど、独占だからサービス悪くても許されてるんだろうな。加えて、伊豆七島の住民の方々が辛抱強いんだろうなぁ。アメリカだったら今頃一揆が起きてるぞ！平常時（往き）はあまり気にならなかったが、トラブル対応でやっぱりサービスの良し悪しは非常によくわかる。明日はつい1週間前に体験した、正反対のサービスについて書きます。

  2005.08.08

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• ・続:　Apple iTunes

  昨日の３陣営について、補足です。これで日本でも圧縮形式／ポータブルプレーヤーで３陣営揃った。サイト／圧縮形式／端末で分けると以下のようになります。１．アップルiTunes／アップルAAC／アップルiPod２．OnGen（楽天）、オリコン、Excite／Microsoft WMA／東芝、Rio、iRiver等３．ソニーのモーラ、Yahoo!／ソニーATRAC／ソニーこの陣営は互換性がないので、例えばOnGenでダウンロードした音楽はiPodでは聞くことができない。昔のベータとVHSみたい。なのでSteve Jobsは日本でも「iPodを爆発的に普及させる。そうすれば現在iTunesに楽曲提供をしていないSMEもやがて提供せざるをえないだろう。」と強気になれる。なお、オリコンは世界初の複数圧縮技術対応サイト（WMAとATRAC）を目指しているらしい。

  2005.08.05

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• ・iTunesがついに来た

  AppleのiTunesがついに日本でもスタート。100万曲がダウンロード可能で、一気に曲目数日本一になった。今日はNapsterとタワーレコードが組んで定額聞き放題サービス開始予定のニュースもあり、音楽配信がホットな日。Appleは更に日産、マツダ、ダイハツの2006年モデルがiPod対応になることも発表。iPod + iTunes + Podcastingは日本でどこまで化けるのか？？先行するレーベルゲート／ソニー陣営（Yahoo!含む）や、OnGen他/Microsoft WMA/その他メーカー陣営(オリコン、楽天、Excite含む)との戦いに勝てるか？今現在の勢いだとアメリカのようにAppleが勝つかもしれない。ただ、アメリカと違って日本では携帯電話での利用という特殊要因がある。携帯マーケットをどう責めるかがシェアを左右しそうだ。

  2005.08.04

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• mixi百万人突破

  mixiユーザがついに百万人を突破。おめでとうございます！100万人という数はクリティカル・マスだ。これだけの人数があれば、様々な事業展開が可能になる。日本に百万都市は10強しかない位だし。自分がネットの世界にどっぷり入り始めた頃、100万人を超えるISPはNiftyとBIGLOBEのみ。メルマガで配信数100万人を超えるのは「ウィークリーまぐまぐ」とNiftyのメルマガとReal Networksのメルマガだけだった。「楽天市場ニュース」は半分の50万にも達していなかった。SNS、ブログ、アフィリエイト、ポッドキャスティングといった新しいコミュニティ系のサービスが市民権を得始めている。一昔前のオンラインコミュニティサービスは、ビジネスモデルがワンパターンだったため、＠コスメなどのごく1部の例外を除いてほぼ全てがポータル系企業に身売りしてしまったが、今回のコミュニティは独立企業として生きていけるのか、それともやっぱり最後はポータル系企業に買収されるのか？現時点では後者の気がするが、何か面白い展開をぜひしてもらいたい。よっしーもぜんたいもガンバレ！

  2005.08.03

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• ショッピング比較エンジン

  MSN Shoppingが大リニューアル。ショッピング比較エンジン機能を更に強化し、検索の対象となる商品を大幅に増加し、かつ特定の商品に関するRSSフィードを追加。アメリカではショッピング比較エンジンがHOTだ。6月にeBayが独立系最大手のShopping.comの買収を発表し、数日後にはメディアのScrippsが独立系2番手のShopzilla(旧BizRate)の買収を発表。ポータルではYahoo! Shopping, Google, AOLに続いてMSNが強化。ショッピング比較エンジンは、アメリカでは楽天市場のようなオンラインモールが成功しなかったので台頭してきたという見方もあるが、eBayの中味は固定価格販売が数多くあってモールのようなものだから、やがて日本でも価格.com以外にもどんどん比較エンジンが出てくるかもしれない。それとも、とにかく低価格というかgood valueを追求するアメリカ人と、安心感やブランド名に敏感な日本人との文化の差がオンラインでも出て、こういったショッピング比較エンジンは日本では小規模で終わるのか？今後の展開が面白い。

  2005.08.02

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• ぐるなびがJR東と提携、スイカ拡販

  昨日のニュースだが、ぐるなびがJR東日本と提携、スイカ(Suica)加盟店開拓をする。ぐるなびにとっては、彼らの顧客ベース（全国の飲食店）を活かして他社のサービスを販売する初めての試みではないだろうか？ぐるなびや楽天のような数千、数万といった単位の中小企業顧客を持ち、かつこれら中小企業の売上増を支援をするような企業は、こうやって新たなモデルを展開できるところが強い。私の仮説では、同じく多数の中小企業顧客を抱えていても、アスクルやサイボウズのように中小企業の売上増ではなくコストダウンが付加価値な企業は、なかなかこういった他社サービスの拡販はやりにくいのではないか。ぐるなびや楽天の営業マンなら、今まで「ぐるなび／楽天に加盟すればもっと売上が上がりますよ」とか「楽天大学／ぐるなび大学に参加すれば更に売上拡大」と中小企業のマーケティング担当者や営業担当者に言っていたのに加えて、同じ担当者に「ついでにSuicaを導入すれば、もっともっと売上があがります」という営業をするだけなので、同じ路線である。ところが、アスクルやサイボウズの営業マンの対面はマーケティング担当者や営業担当者ではないので、そもそも話す相手が異なる。勿論、相手が零細企業であれば対面は社長なので同一人物ではあるが。これらの企業の今後の動きに注目し、仮説が正しいかどうか検証したい。

  2005.07.29

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• MSN Virtual Earth

  遅ればせながら、Google Earthの対抗馬、MSN Virtual Earthをチェック。こ、これは凄い。Zoom inの極限まで行くと、家は勿論、なんと車１台１台まで、ハッキリ見える！以前住んでいたサンフランシスコやワシントンD.C.は完璧。ただしNYCやPhiladelphia、母校のあるIthaca, NYはここまで解像度が高いものはなく、ちょっと残念。それにしても、Googleといい、MSNといい、集客力を高めるためにいったいどこまで投資をするつもりだろう？というかこれらの画像データやローカル情報を入手するためのコストや技術を高めるためのコストの費用対効果はどんなものだろうか？今日はバタバタしてあまり余裕がないので、近いうちにこのあたりをゆっくり考えてみることにしよう。

  2005.07.28

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• シャトル打ち上げ成功！

  元宇宙オタクの私はシャトルには思い入れが強い。1981年4月の初飛行(STS-1)は中学生の頃。眠い目をこすってライブ中継を見た。飛行機のように着陸した瞬間は感動的だった。1985年に渡米した後は、NASAの全面的な協力の下、シャトルの各打ち上げ（ミッション）毎の詳細なレポートが載ったオタク雑誌を購読していたし、ケーブルテレビで時々放映されるライブもワクワクしながら良く見ていた。そして86年のチャレンジャー事故もライブで見ていた。インターンをした、ワシントンDCにあるAir & Space Museum(宇宙航空博物館)のIMAXシアターで上映するシャトル映画は何回見たか記憶にない程見たし、そのビデオは今家にある。NASAのシャトル関連冊子は2、3種類ある。他にも中学校の理科の先生をしている友人にあげた冊子は5種類以上。88年にシャトル再開。89年には、シャトルとは無関係の部署だがNASAでインターンをした。（そこでNASAのお役所体質を目の当たりにしてしまうが・・・）大気圏を凄い勢いで脱出し、宇宙ステーションなり壊れた衛星なりの目的地へ到達。取り付けや修理、実験等々を行って再び凄い勢いで大気圏突入。最後はきちんと滑走路に着陸。人類の英知の結晶である。もう初飛行から25年も経つのに、基本的に当初のデザイン等々のままリサイクル飛行を続けているのは凄い。今回のディスカバリーだって1984年の初飛行からもう21年。チャンレンジャー事故後2年半の空白の後に再開したのもこのディスカバリー、という縁起の良いオービターだ。90年にハッブル宇宙望遠鏡を設置してくれたオービターでもある。とにかく、今回のミッションの成功と無事を祈る。

  2005.07.27

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• 成長する上場企業

  最近Googleネタ続きだが、先週金曜（米時間では木曜晩）にGoogleが絶好調の決算発表。売上高が前年同期比で約２倍、最終利益が約４倍になったにもかかわらず、今四半期の見通しが慎重なものだったため株価は3%以上も急落。注目される企業、皆に期待される企業はやりがいがあるが、ちょっと期待を外すと大変だ。頑張ろうっと。

  2005.07.25

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• 続Google Moon

  良く見てみると、こんなFAQページが。最後のCopernicus initiativeが笑える。是非その先のリンク(lunar hosting and research center)もたどってみてください。google staffに拍手！

  2005.07.20

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• Google Earthの次はGoogle Moon!!

  Googleが、話題沸騰のGoogle Earthに次いで、Google Moonをリリース。Google.comのロゴがアポロ着陸船だな～、そういえば7月20日はアポロ11号が初めて月面着陸した、人類の歴史に残る日だな～と思いつつクリックしたら、なんと"Google Moon"が！（笑）さすがに月面画像の範囲と解像度は限られているし、拡大するとチーズ?（笑）になってしまうけれど、Google Earth同様にマウスをクリックしたままグリグリ画像が自由に動くし、アポロ11号～17号の乗組員達の情報は、元天文オタクの私の記憶では正しい情報。（月着陸20周年時はバリバリの宇宙物理学学生だったので当時のNASA冊子やらメダルやら切手が家にはある）半分ジョークで半分真面目なGoogle。こういうスピリットは好きだなぁ。

  2005.07.20

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• 焦り

  今朝は早朝ミーティングに遅刻しそうだったので、クルマで出勤。（注：電車だとジグザグ＋2回乗り換えなので、クルマでほぼ直線に走った方が速い）しかし、焦っていたので2度ほどヒヤリとする場面があった。幸い事故にはならなかったが、焦るとロクなことが起こらない。ビジネスでも何でもそうだが、前もって計画し、上手く段取りをし、進捗をチェックすることが重要な事をあらためて痛感。

  2005.07.19

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• ネット企業がアクセス業に進出する意味

  ライブドアが携帯参入進出を表明。先週は、Googleが、ISP(コンセントに差し込むとネット接続する)に出資。ソフトバンクはかなり前からアクセス業を生業としているが、米Yahoo!本社もY! Japanの後に、SBCと提携してDSLサービスを提供している。しかし、ネット企業がアクセス業に進出する意味はどの程度あるのだろうか？確かに、アクセス業が成功してユーザー数が大きく拡大すれば、本業のサイトもユーザ数、ページビュー共に増えるのは間違いない。日本のYahoo! BBが良い例で、あれだけ一気にユーザが増え、かつ知名度も大きく上がった効果は大きい。また、アクセス業をするとユーザーの決済を抑えられるというメリットはある。Webを見て有料オプショナルサービスを始める際に、クレジットカードを出して登録する時点で躊躇する消費者は多いだろうが、これがプロバイダー料や通話料に上乗せされるだけならハードルは低い。また日本の場合、アクセス業は規制緩和業界だから、定義によりビジネスチャンスはある。ドコモの2005年3月期の当期利益は7,500億円。とてつもない額だ。だが、ちょっと待ってほしい。隣の芝が青くみえているだけではないか？アクセス業のリスクは膨大だ。技術は日々進化しているので、現時点で最先端のインフラ設備を整えても、すぐ陳腐化してしまう。そうなってしまったら、コモディティビジネスとなって過当な価格競争に陥り、儲からなくなってしまう。日本ではNTTグループが資金力にモノを言わせて莫大な研究開発費を投じているし海外では様々な技術ベンチャーが存在し、新しい技術を生んでいる。第二電電としてNTTと長年戦ってきたDDIがベースのKDDIと、そのDDIの社長であった千本さんが率いるイーアクセスなら比較的上手く戦えるのだろうが、他社が今から参入して果たしてリスクとリターンを上手く舵取りできるのだろうか？その証拠に、ヨーロッパではダントツのVodafoneはいまだに苦戦しているし日本のISPがすごく儲かっているという話は聞かない。

  2005.07.15

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• Google Local日本上陸

  いつか必ず来ることはわかっていたGoogle Localが日本上陸。うーむ。やはり便利だ。今までは以前住んでたサンフランシスコやPhiladelphia、NYで遊んでいたが東京となると飲食店情報をリアルタイムで知っているので面白い。今まではYahoo!電話帳などの電話帳サービスが、細々とあまりいけてないサービスを提供したが、黒船のごとく、すごいのが上陸してしまった。衛星写真ももうすぐだそうだから、ユーザとしては楽しみ。ビジネス運営者としては、こういう米系パワーには戦い方を考えねばならない。下手に真正面から対抗するとMS Wordにやられてしまったジャストシステムの一太郎になってしまう。それにしても、この情報はどうやってフィードしているのだろう？？例えばローカルで「インド料理　六本木」で検索するとサムラート系列のお店がトップ３店と7、８番目。そして「関連ページ」は無かったり、サムラートのホームだったりYahooグルメだったりする。それに対し、googleトップで「インド料理　六本木」で検索すると最初がグルコン上のMOTI、次がYahooグルメのディレクトリ、3番目がぐるなび上のデイヤ。サムラートはその下、しかもホットペッパー上のもの。この違いは何だろう？ローカルは地図情報を提供するゼンリンの提携先から入手しているのだろうか？

  2005.07.14

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• 戦略共有会

  金曜は年に2回の全社戦略共有会だった。会社（というか今やグループ）の中期的な戦略を全社員で共有し、目の前の個々の仕事と会社の方向性のベクトルを合わせ、かつ目の前の仕事のモチベーションアップにもつなげよう、という主旨のもの。とても素晴らしいことだと思う。かなり前にこの日記に書いた(かな？)有名なレンガ職人の話ではないが、他に何の情報もなく月次目標を追いかけるのと、自分の仕事の結果が数年後どういう形になるのかを理解し、大きな全体像を持って目の前の月次目標を追いかけるのとでは、仕事に対する情熱も楽しさも全く異なると思う。特にM&Aが多い我社の場合、被買収企業の社員達は我社のことをいまいち理解や共感しないまま仲間になっているので、こういう戦略共有会はとても重要だと思う。今回は特に、前回の事後アンケート結果どおりにメインプレゼンパートとQ&Aの時間を大幅拡大すべくボスを説得できたので、社員のみんなの満足度も高かったと思う。（もし事後アンケートで逆の結果が出たらどうしよう！？）・・・とここまで書いたが、1部の読者からは「何手前味噌言ってんだ」とツッコミが入りそうですね。はい、そもそも私は2001年にこのイベントを開始した時の取り纏め役の1人（汗）その後、私の異動やらイベント責任部署の変更やらでご無沙汰していたが、今年は主責任者となってしまっている（大汗）毎回のことだが、激しく疲れる。ハンパでない。（おかげで翌朝7時のバスに乗る元気はなく、大枚はたいて新幹線で仙台へ）1100人を狭いスペースに何とか入れようとやりくりし、かつ3ヶ所とビデオで繋ぐ。資料は複数の人から集め、かつ一番長いメインパートは自分が作成。社員が増えると大変だぁ～～～～資料作る人が増えると取り纏め大変だぁ～～～しかし、どうしてこう人はギリギリになって資料を作成したり、修正するんだろう・・・とある人の発表資料は金曜１日だけで5回修正が入った！！！（怒）な～んて、8ヶ月前までは自分が資料を締め切りギリギリに提出する立場だったが・・・（あ、ギリギリじゃなくって毎回遅れてましたね。大変ご迷惑をおかけしました＞ひぃちゃん）まじめな話、社員が増えてくると、どうしてもこういう共有会をやっても伝わらない人が出てきてしまう。というかQ&Aの事前質問の数をみても、1部の部署の人達は会社の方向性に関心が低いということもわかってしまう。このあたりのマネジメントは中間管理職の腕の見せどころ。組織がどんどん大きくなり、中間管理職がどんどん重要になってきている。

  2005.07.11

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• 七夕を販促のネタに（ゴディバ）

  昨晩、家に帰ったら大好物のゴディバが待っていた。星やハートのチョコ入り。メチャメチャ嬉しい。GODIVAはベルギーの会社なのに、七夕なんて欧米になく、アジアだけの行事用に星のチョコを作るなんてさすがだ。考えてみるとGODIVAのような、主に男女間の贈答用に使われるものは、いかにしてバレンタインやクリスマス以外に販促ネタを作るかが重要。製造設備にしても人員にしても在庫スペースや小売りスペースにしても、年に1回か2回のピーク時だけに集中しては無駄が多すぎる。もしピーク時の需要予測を間違えたら、小さな会社だったらつぶれてしまう。そういう意味で七夕はGODIVAにぴったりなのはわかるが、わざわざアジアだけのイベントなのに星のチョコを作るとは彼らの欧/米/日/香港の売上比率はどんなものだろう？・・・webには載っていなかった。未公開企業だからなぁ。ショップがアメリカ中にあるから、きっと米＞欧だろう。NYは5番街にショップがあるし。アメリカで買うGODIVAはMade in U.S.Aだし。日本はショップは少ないが、バレンタインデーにチョコを送るという日本特有の文化があるから、もしかすると日＞米＞欧かもしれない。Tiffanyは今は日本が売上の1/4ぐらいだが、バブル期には日＞米だったと聞いたことがある。・・・とここまで書いて、webをよく読むと、星ではなくスターフィッシュ。ひ、ヒトデではないか！！やられた。だてに9年間も結婚してない・・・

  2005.07.08

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• 先を読んで瞬時に行動（ディープ・インパクト）

  カール・セーガンのいた大学で宇宙物理学を専攻した者として、七夕の日、このビッグニュースについて書かないわけにはいかない。彗星探査機ディープ・インパクトがテンペル彗星に計画通りに衝突。凄い。すごい！すごい！何が一番すごいとかというと、上手く衝突させたNASA/JPLのスタッフ達。大学の仲間に、NASAのJPLでプログラマーをやっている友人がいて彼から聞いたのは探査機の操縦は常に先を読まねばならない、ということ。なぜなら、今回のディープ・インパクトがいる位置から地球まで、電波が届くまで約7分かかってしまうから。どういうことかというと、「現在の探査機と彗星の位置」の情報が地球に届くまで7分かかるので、「現在の位置」を見た時はすでに実際は「7分前の位置」になっている。そこで「うわっ、ちょっと軌道修正！」と思って怒涛の勢いで軌道修正プログラムを書いて実行しても、それが探査機に届くまで7分かかってしまう。つまり、7分＋プログラミング時間＋7分、合計14分以上、先を読んで軌道修正をしなければならない。（注：軌道修正が上手くいったかどうかの確認は更に７分かかる）探査機のスピードは秒速10kmなので、14分だと8,400km。東京からロサンゼルスまで飛んで行ってしまう。でもテンペル第１彗星の大きさは、わずか縦14km x 横4km。つまり、軌道修正をちょっと（２秒分）ミスすると、絶対に彗星には当たらない。要は「現在の探査機と彗星の位置」データや画像を見ながら、その14分＋プログラミング時間分の状態（東京からロスへ行ってしまった状態）を予測してプログラミングしている。軌道修正は１回だけではないことも多く、その場合は「元々軌道がずれた影響がこのくらいで、△分前の前回の修正でこうなったから１４分後にはこうなってすハズ。だからこういう修正を加えて・・・」とやるわけだ。情報を瞬時に噛み砕き、瞬時に先を読んで、瞬時に行動。そうすれば成功する。見習いたいものだ。

  2005.07.07

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• ペットフードメーカーのPurinaがpodcasting

  ペットフードメーカーのPurinaがPodcasting開始。犬や猫の着声や携帯壁紙、RSS配信もする。「ビジネスとしてどうかは不明だけど、Podcastするコンテンツ持ってたので、とりあえずやってみる」とのこと。大企業で、かつシリコンバレーから遠く離れた中西部の田舎街（セントルイス）の会社なのに、「とりあえずやってみる」というのは素晴らしい。いい会社だ。ゴールデンレトリバーなどの流行好きオーナーはいかにもiPod持って散歩してそうなので、結構いけるかも。ウチのショコラはフリスキーズは好きじゃないし、モンプチや味キラリの缶詰は太るからあげてないけど、この試みに賛同して缶詰1個買おう。

  2005.07.04

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• ・私の役目は社員達が自信を持って活躍できる舞台を作ること

  最近あちこちのポータルで目立つ広告を出している「やずや」。1985年、夫婦で立ち上げた健康食品の通販会社が今や年商269億円。矢頭美世子社長の言葉：　「現在、ここまで成長できるとは誰も想像しなかった。しかしこの成　　長は、商品の良さだけでは決して実現できなかったのです。私は、　　会社の経営数字を社員全員に公開し、現在の売上から今後の目標、　　顧客数など、会社が今どのように流れているかを理解してもらいま　　す。　　　　大切なのは、一人一人が『自分はやれる』という自信を持つこ　　と。だから私の役目は、社員たちが自信を持って活躍できる舞台を　　作ってあげることなんです」この後半部分が特に凄い。さすが。頑張ろっと。

  2005.07.01

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• ディズニーマジック

  はるかの3歳の誕生日に、有休をとってディズニーランドへ。（月末追い込みのみなさん、大変恐縮です（汗）彼女にとって3度目（4度目？）のTDL。本人はとても楽しんでいたし、我々もとても楽しかった。また行こう。このリピートしたいと思わせるところがディズニーマジック。他の遊園地でも、はるかは楽しむことは楽しむのだが、何かが違う。大人でもそう。よくエンターテイメント性が違うとか、行き届いた従業員教育とかいわれる。勿論そうだ。でも他の遊園地も必至にエンターテイメント性は打ち出しているし、清掃だって頑張っている。一番違うのは何か？・・・キーワードは「感動」だと思う。他の遊園地は単に「楽しい」で終わってしまう。でもディズニーランドは「感動」。「ストーリー」や「夢」があって、それに感動する。一見どこの遊園地にでもありそうな、スプラッシュマウンテンや機関車だって、裏に結構長いウサギのストーリー部分や恐竜の展示部分がある。そしてほとんどのアトラクションは、プーさんにしてもIt's a smallworldにしても、白雪姫にしても、ストーリーがなければただの動く台車。リピーター獲得には「感動」が最も効果的。そのために「ストーリー」や「夢」を絡めたマーケティングがいい。あらゆるポイント系サービスの中ではエアラインのマイレージが最も効果的なのは「夢」の結果だし、BMWは「感動」でファンをつけている。身近な例では、三木谷さんは彼の起業に至る「ストーリー」で上手くPRしたし、ホリエモンは若い世代に「夢」を与えてるからここまでファンがいるのではないか？感動マーケティング。単純なようで奥が深いし、実施するのはそう簡単ではない。神田昌典さんの本とノードストローム本のレビューでも書こうっと。ディズニー本もどれか一冊買ってみよう。

  2005.06.28

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• ・ルバング島で30年の小野田さんの話

  フィリピンのルバング島で30年過ごした小野田さんの話を聞く。さすがに30年間、生死の狭間を生きた人の言葉は重い。また彼の話のほとんどがビジネスで使える、かつそれが多くのビジネスの巨匠達が書いてきた/言ってきた事と共通なのは新鮮だった。・目的が無ければ自分の全能力は発揮できない　　（ブラジルでは、自分の生きる力を証明したかったので成功した）・従来どおりの方法では上手くいかない事は多数　　⇒現状を素早く把握し、速やかに自分の信じる事（70%確信）を実行　　※70%の確信で十分。覚悟を決める。100%を待っては遅い。　　　覚悟が大事。恐れが残っていると能力を全て発揮はできない。・人事を尽くして天命を待つ。やるだけやれば幸せに死ねる。　　更に、やるだけやって覚悟を決めれば冷静になり、上手くいく。　　「あれをやっておけばよかった」では精神が不安定で、物事は上手くいかない。・苦しい時は笑う。泣く、グチ、人のせいはすべて無駄。　　⇒転んだら早く起きる事のみ考える。前へ行く事のみ考える。工夫する・全ての人に潜在能力がある。覚悟すれば、懸命になれば出てくる。　　自分に自信を持て。すると道は開ける。　　潜在能力を妨げる頭のマイナスを取れ。あきらめ、おじけづく、甘え、等。・人は決して1人では生きられない。逆に自分の仕事・責任をまっとうすれば　　自然に人の役に立つ。「らしく」あれ。・ただし仮に1人になってしまっても落ち込むな。2人が1人になっても力が　　半分になるわけではない。・信：自分が言った事をきちんと実行する　義：自分の責任をまっとうする　　　　　⇒この２つから信用・信頼が発生。・情報は、見つけ所が肝心。どこへ行けば真の情報が得られるかを知る。　　新聞に載ってしまったらもう常識。・情報とスピードを組み合わせる。いかに敵の情報を得て、自分の策を改善　　するか、そしていかにこのサイクルを高速回転するかが勝負。　　逆に、1回成功した策は2回使うな、敵は既に対応策を考えている。・健康はすべてのもと。健康でなければポジティブ思考は生まれない。

  2005.06.27

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• またもやメディア企業がネット企業を買収

  約3ヶ月前に書いたように、ネット企業（ライブドア）がメディア企業（フジテレビ）を買収しようとした日本とは逆に、アメリカではメディア企業によるネット企業の買収が続く。今週はMTVによるNeoPetsの買収。NeoPetsは子供＆ティーンエージャー向けのバーチャルペットサイト。考えてみれば、MTVや、MTV傘下のNickelodeonを見ているユーザーとNeoPetsのユーザーは同等。したがって、MTVにお金を払ってくれる広告主もNeoPetsと同等に子供/ティーン向けに商品やサービスを提供する企業。広告がどんどんオールドメディアからネットにシフトする流れの中で、メディア企業が、体力のあるうちに「このままではマズイ」とネット企業を買収するのは理にかなっている。ちなみに、今回の買収額は1億6000万ドルと大きい。約1年前にMTVの親会社であるViacomは、4600万ドルでSportsline.comを手に入れているのに。ただNeoPetsは知る人ぞ知るお化けサイトで、登録ユーザー数は2500万人、月間ページビューは50億。

  2005.06.23

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• 富裕層と100円コンビニ

  今朝の日経に掲載されていた「2005上期ヒット番付」で横綱が「富裕層向けサービス」と「生鮮100円コンビニ」。記事では「贅」vs.「倹約」になっていたが、実際には簡単に「vs.」ではないハズ。両方な人が増えている。記事中にあった「金融資産百万ドル以上」な知人達がいるが、彼らの多くは「富裕層向けサービス」と「ショップ99」の両方のユーザー。資産を築くアメリカ人は、「ドーンとお金を使うモノ」と「無駄遣いしないモノ」を上手く分けている人が多いが、日本でもそうやってお金をメリハリよく使って、上手く資産を築く人達が増えた、ということかな。それはいいことだ。アメリカほど貧富の差が激しいのはどうかと思うが、日本でもっと小金持ちが増えて、ガンガン消費や投資、寄付などすれば日本経済にとって大きなプラスのハズ。サービスを提供するビジネスサイドとしては、いかにこのメリとハリの両極端を見極め、真中の「ぱっとしないゾーン」に陥らないようにすることが大切だろう。

  2005.06.22

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• 新生AOL.com

  AOL.com betaが姿を表す。AOLがやっとISP契約者以外にも開かれて、ポータルらしくなった。というか遅すぎる。Yahoo!とGoogleが熾烈な争いをし、それを必至に追いかけるMSN。AOLが今更ポータルを始めても、ビジネスとして上手くいくのか？ただ、TimeWarner経由で入手できるコンテンツは当然他のポータルに勝るハズなので、その周辺（ビデオ映像の検索など）で勝負するのだろう。そういう意味では、Time Warner出身のTerry Semelがどんどんメディア路線を進めているYahoo!との戦いが見もの。・・・イーアクセスがやっている日本はどうするんだろう？

  2005.06.21

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• PayPal拡販

  いつかやるとは思っていたが、Paypalが Website Payments Proをリリース。このサービスを使うと、商店主はユーザからPaypal払いに限らず、全てのクレジットカード払いを簡単に受付可能。しかも各カード会社と加盟店契約を結ぶ必要もなし。通販業者であれば、CAT機不要で、ネット、電話、FAX全ての注文をこのサービス経由で決済処理できてしまう、というスグレモノ。さすが。日本では銀行法の関係等々でなかなかできないのかもしれないが、ニーズは間違いなくあるハズ。様々なカード会社と加盟店契約を結んで、料率交渉して、CAT受け取って・・・は結構な手間。

  2005.06.20

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• 箱根で考えたこと

  雨で外で遊べずストレスがたまっているはるかの「海とお風呂に行きたい～」という意向を汲み、伊豆に向かうべく、東名を厚木近辺走行中に、なんと「恐竜のお家に行きたい～」と主張。（汗）雲が厚く、今にも降り出しそうな天気だからか・・・先々週に行った上野の科学館の恐竜展か！？それとも海との連想でグアムのJurassic parkゲームマシンを思い出したか!?（大汗）「子連れお出かけガイドブック」で箱根に恐竜アトラクションを見つけ、はるかは満足。ついでに前から「乗りた～い」というロープウェーに乗って大涌谷観光。駅のお土産屋で遊ぶはるかを見ながらふと料金表を見ると、電車で都内からここまで来るの電車賃が高いこと、高いこと・・・・小田急ロマンスカーに、箱根登山鉄道、ケーブルカーにロープウェー。４人家族だったらハンパな出費ではない。国内観光は宿が高い上に食事時間など自由がきかないのが最大のネックだけど、運賃もバカにならない。自分自身も海外旅行派だけど、鉄道や飛行機会社やバス会社と宿を組みあわせ海外旅行のような自由かつ格安ツアーを組むことができれば、相当ニーズはありそう。

  2005.06.19

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• 人生の転機

  金曜日は偶然にも２人の友人から「人生の転機」を伝えられる。シチュエーションは全く異なるが、２人とも「別れ」という悲しみと苦しみを乗り越えなければいけない。１人はこれから乗り越える人、もう１人はとりあえず最悪時期だけは乗り越えた人。２人とも、常に前を向いて、頑張ってほしい。もうこれより苦しい事は、人生起こらないから。私ができる範囲は狭いけれど、できる限りのサポートはします。自分は限りなくラッキーで幸せな人間なので、「人の役に立つ」ことを人生の指針にしている。愛徳と奉仕の精神。・・・な～んて付け焼刃で合格できるほど、幼稚園受験は甘くない（汗）

  2005.06.18

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• Dialpad買収の記事が今頃日経に。

  今朝の日経にYahoo!によるDialpad買収の記事が今頃掲載。自分がこの日記に書いたのが6/15夜。その日の米のネットメディアでの複数の記事をベースに書いた。でも日経だけしか読んでいないと今朝初めて知ることになる。このタイムラグは2日弱。日米の時差と翻訳にかかる手間はあるけれど、リアルとネットのメディアの速攻性の差も大きい。ネットニュースはもっと伸びてもいいハズ。ただ今までの日本のように、一斉プレスリリースや記者会見がネタの中心だとあまりかわらないかなぁ。

  2005.06.17

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• VoIP

  Yahoo!がDialpadを買収。Yahoo! MessengerのVoIP機能をパワーアップするらしい。つい先月にVoIP機能をリリースしたばかりだから、その時には既に買収交渉をしていたのかな？担当directorによると"Next Killer App"だそうだが、本当かな?　私見では、少なくとも米国ではもう「必要悪」の範疇に入りはじめている気がする。彼によると最初のkiller appがメールで、次がmessenger。そして3代目がVoIP。ウェブメールは確かに大きく、HotmailはMSにとって極めて重要なツールだったし、韓国でDaumがYahoo!を抜いてしまったのはweb mailがあったから。でも、ちょっと時間が経つと、あっという間に競合がみーんな真似して、差別化要因では全くなくなってしまう。IMもAOLにとっては大きかったかもしれないが、あっという間にMSNもYahoo!も取り入れて、ドングリの背比べ。VoIPは、米国では独立系のVonageが先頭、Skypeが2番手を走ってるようだけど、もうポータル各社もサービス開始済。やがてVonageもSkypeもどこかが買収するのだろう。差別化要因でなくなると、ユーザにとっては便利だけど供給者からすると、なかなかコストに見合う収入がとれない「必要悪」。典型的なのが銀行にとってのATM。無ければ銀行は成り立たないけど、コストは莫大。・・・それにしても、なぜ日本ではまだVoIPがこんなに低普及率なんだろうか？

  2005.06.15

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• eBayでトラクターを買う

  eBayが企業buyer向けにcapital equipmentの保証制度を開始。このカテゴリで$1,000ドル以上のお買物には自動的にeBayが$20,000ドルまで保証する、という気前の良いサービス。で、capital equipmentって日本語で上手い表現がなかなか無いだよな～と思いながらeBayサイトを探すと、「Capital equipmentとは」と解説付きのページ発見。ふむふむ、トラクター、トレーラー、フォークリフト・・・eBayで車がかなり売れているのは知っていたし、自分自身もアメリカに住んでいた際はクルマを2回個人売買したので違和感はなかったが、トラクターやフォークリフトなどなどがこんなに売りに出ていたとは知らなかった。eBay恐るべし。

  2005.06.14

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• Yahoo! Mindset

  Yahoo!がMindsetをリリース。Search Resultsページ上部に出るバーの中のボールを左端のshoppingから右端のresearchingの間をいろいろスライドさせると、検索結果の表示順位がよりshopping系になったり、よりresearch系になったりする、というもの。なかなか面白い。Googleに対抗してYahoo!もこんなテクノロジー系のものもいろいろやっているんだなと、あたり前だが実感。基本スタンスはGoogleが技術系、Yahoo!がメディア系なのは間違いないが、GoogleがMyYahoo!的な"Personalaized Home"をリリースしたり、逆にYahoo!が技術力でこのMindsetをリリースしたりと、お互いに相手の強い土俵に踏み込んでいて、日本から傍観している立場から見ると非常に面白い。これからも、この２強の戦いは面白くなりそう。

  2005.06.01

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• gooのプロ野球ライブは凄い！

  Yahoo! Japanのプロ野球中継がいい、という話を聞いていたが、gooはそれよりはるかに凄いことを友人から聞く。感動するほど凄い。ほとんどプロ野球ゲーム感覚。gooがここ１年ほどの間に大幅改善しているのは知っていたが、これはとにかく凄い。Yahoo! Japanは米国本社に倣ってメディアコンテンツを充実、gooは技術を高めて勝負、Livedoorはブログとホリエモンで急伸。我が楽天広場のinfoseekは・・・・がんばれ～

  2005.05.31

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• Google Personalized Homepage

  Google.comがPersonalized Homepageをリリース。ドラッグ＆ドロップできる点はGoogleぽくって面白いが、現代階では所詮 My Yahoo!の2番煎じ。Googleは今までYahoo!やMSN, AOLといったメディア路線をひた走るポータルとは別な方向を向いて技術で勝負していたが、今後はどのような方向性で行くのか？Yahoo!と真っ向勝負？？

  2005.05.24

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• ついに出現!? eBayの対抗馬

  ローカルオークションサイトのLiveDealでの登録商品金額の総額が$1 billionを超えたそうです。商品数は200,000。3月の流通総額は$155 millionで、地域にマッチした車や家具、不動産、ペットなどは毎月30-50%という驚異的な伸びだそうです。今まで数々のサイトがeBayに挑んでは消えていきましたが、このLiveDealだけは順調のようです。eBay出身の経営陣が、eBayの強み、弱みを研究し尽くし、良い点はeBayを真似て、悪い点はできる限りの改善をして築いたのが成功要因のようです。日本ではclassifiedsのような地域内の中古品売買があまり無いカルチャーなので直接の参考にはなりませんが、圧倒的No.1プレイヤーに対抗する手として何らかの示唆はありそうですね。

  2005.04.19

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