真夏の創作活動 その5
夏の終わりに父の法要が催されました。毛利楓の父は早くに亡くなっているので、「もう何回目だっけ?」というくらい法事をやってます。昔は父の友人のお寺でやったりもしたなあ。父の友人たちが来たこともあったよ。最近はお墓を建てる時にお世話になった石材屋さんに取り次いでもらってお寺さんをお呼びする形式が多くなりました。母的には一応今回が区切りということにするつもりらしいのですが、次もあるかも?って感じです。写真は毛利楓さんの数珠とパールです。数珠入れは浅草の仲見世通りで買った物だよ。姪ちゃんはジャラジャラいう長めの数珠が見たかったようで、そういうのを持ってる人はいないのかと言っていました。アニメか何かで見たみたいです。法事は無事終了したのですが、その翌日。法事までに終わらせたかったトーンの作業がまだたっぷり残っていたので困って来ました。残りの日数で終わらせることはギリ可能なのですがそうすると表紙を描く時間が残らないという状況みたいなのです。「決めるなら今日だなあ」と考えて、予定していた枚数で出すことを断念しました。この夏、法事の準備やら台風による体調不良やら何やらいろいろあったのが響いてしまったみたい。つらい。リアルに「薄い本」になってしまう。とてもつらい。もう目頭熱くなって来るくらいくやしいのですが、ここまで描いて来たのに、新刊まるごと断念とかになったらそれこそ憤死するので目標を少し小さくしました。つらい。(語彙力死亡)気持ちを切り替えて表紙を描くことにしました。前からアタリは入れてあったのですが、ずっと描きたかったモチーフが上手く紙におさまらないと今さら気付き、新しいモチーフで描き直すことになりました。写真は下描きがだいたい終わったところ。新モチーフは小山田(東京都町田市)の蓮田と多摩丘陵です。毛利楓撮影の写真を元に背景を描きました。人物は稲毛(小山田)殿です。現代の風景と平安末期~鎌倉初期的なものの融合、そして魔改造を加えた何かです。この後、何度も顔を描き直しました。ちょっと顔が明るすぎる感じがしたので抑えめにしました。ペン入れの様子です。背景はトーンで黒っぽくするつもりでしたが「描き込みもしたいな!」と思い、カケアミなど入れてみました。なかなか黒くならなくて地味にしんどかった。音を遮断して集中しようとお気に入りのソングなど聴きつつ描きました。アルバム2枚分聴いても、まだ画面が埋まらない。多分2時間くらい経ってる。でも、謎の爆発的集中力を獲得できたのでわりと一気に描いて行けました。焦りまくって爆速でベタ・トーンを入れたので、PC上の作業を写した写真もスクショもありません。早くも試し刷りの写真です。表紙絵はA4を2枚貼り合わせ、見開きで描いています。そのため、A4までしか印刷できない我が家の一般的なプリンターでは実寸のプリントが出来ません。仕方ないから縮小モードとか端っこ切れちゃうモードで印刷するんだけど、これじゃ雰囲気しか確認できないのである!!でも「この雰囲気で悪くはないんじゃね?」と思えたので表紙絵完成としました。後ほどタイトルを入れて「書き出し」で表紙と裏表紙に分けます。(毛利楓さん所有のCLIP STUDIO PROは見開き作成機能が付いていないので裏技を使います)タイトルは時間がある時に作っておきました。過去の毛利楓、GJなんだぜ。作り置きファイル(毛利楓が独自に設けたロゴ作成のためのファイル)からコピペすれば、表紙・裏表紙が完成します。次回、イベント前日!!毛利楓、東北土産にはしゃぐ。