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カテゴリ:日記
本日のスーパーニュースで言われるくらい CDが売れていないらしい らしいというか、CD全体の売り上げが落ちてるのは 充分すぎるくらいわかってるんだけど、 代わりにどんどん増えてるのが音楽配信 好きな曲を幅広くーってのが今の主流のようです 音楽の聴き方も変わってきたのだろうが、 私が働き始めた頃に比べて アーティストにハマるお客さんは格段に少ない だからシングルが売れたからといって、次に出すアルバムが 売れるか・・・????というとそうではないんだな この点は、昔からすると、発注するのに非常に数が読みにくいところ
時代なんだろうけど、レコード世代の私は、 CDになった時点で、ジャケットの小ささにものすごい寂しさを 覚えた人間なんで、 音楽配信は、便利さや好きな曲だけを安く手に入れるという 合理性はあるんだけど、 CDやレコードには、その便利さや合理性を越えたものが あると私は思うのだけど・・・・
レコード、CD、ことにアルバムってのは 音楽そのものもさることながら、そのアルバムコンセプトにあわせた CDジャケットや、歌詞カードで確認できる歌詞、 なにより、アルバム全体の流れや アーティストの世界を感じれることが最大の魅力 アルバム全曲が好きな曲ではないこともあるけど、 全てがシングル曲のような構成だったら、それはそれで フルコース、全てが肉料理みたいなもので しんどいだろうし、 捨て曲というのではなく、流れとしての曲の存在や、 この流れだからこそ映えるC/W曲という新しい魅力もあるはずー もちろん、好きなアーティストでも、このアルバムはイマイチ・・・ と思うものもあるだろうけど、 そのリスクを背負ってでも、アルバムを買うーという人が どんどん少なくなっているのはなんとも悲しい
今は、それだけ、無駄を承知で熱くなれる人が少ないのかなぁ それって、なんだか悲しいね 今以上に、昔、レコードの時代のアルバムってのは、 いわゆる捨て曲ってのがあったと思う。 それでも、そのアーティストのベスト盤を買わずに CDとして再販されたオリジナルアルバムを買いたいと思うのは 当時、耳にすり込んだ曲の流れが、体で覚えてるんだよなぁ 私が好きなLED ZEPPELINのリマスターされたベスト盤 確かに、長いLED ZEPPの歴史の中の 有名曲が、ゴロゴロ入っていて魅力なんだけど 私の中ではBLACK DOGの後は、ROCK'N ROLLなんだよ (アルバムLED ZEPPELIN4の曲順で) グランドファンクのWalk like a manはAMERICAN BANDの後じゃなくて エイント ガット ノバディの後なんだよ!!
シングルの良いとこ取り、幅広く音楽を聴くってのは 決して悪いことじゃないんだけど、 若いときだからこそ、ハマれるその情熱とか、 非合理的であるとわかっていながらも、あえてその道を選ぶーとか そんな気持ちを持つ人が、もっといてもいいんじゃないかなぁ 確かに、欲しいもの欲しい情報が、PCを開けばすぐに 手にはいり、目にできる世の中 昔、雑音交じりのFEN放送のビルボードTOP100を 英語だらけの直輸入のビルボード誌とにらめっこにながら 聴いてた私には、夢のようなありがたい世界だけど、 もし、その便利さゆえに、人間のひたむきさが 薄れていくのなら、それは寂しい気がする。 私が思うに、おそらく昔も今も ミュージックシーンを支えてきた、ミュージシャンってのは やはり、若い頃に憧れるアーティストがいて それを目指して、無駄も承知でひたむきに音楽を聴いてきた 人たちが多いと思う。 音楽を聴く手段が、CDから音楽配信になっていく時代の中で ↑のようなひたむきなロック小僧を引っ張っていくのは やっぱライヴなのかなぁ。 2年前のエルレのチケット、友人が行けなくなって、 隣の中学生のロック好きの子に譲った。 その子のライヴの後の言葉ー
「俺、14年間生きてた中で、今日が一番最高の日や・・・」
こんな言葉がいえるような気持になる、ライヴや音楽 もっともっと、人は音楽に熱くなって欲しいね ひたむきに音楽を聴くオーディエンスと、 自分たちの売れや、記録だけを目標としない 音楽の将来を見据えたアーティスト この二つが、将来のミュージックシーンをより 良いものにしていくんだろうな。 頑張れ、日本のロックシーン!ロック小僧!
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