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Make A Wish ジェニースマイルさん
ROCK BAR Sunsun3689さん
2008.03.20
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カテゴリ:日記

本日のスーパーニュースで言われるくらい

CDが売れていないらしい

らしいというか、CD全体の売り上げが落ちてるのは

充分すぎるくらいわかってるんだけど、

代わりにどんどん増えてるのが音楽配信

好きな曲を幅広くーってのが今の主流のようです

音楽の聴き方も変わってきたのだろうが、

私が働き始めた頃に比べて

アーティストにハマるお客さんは格段に少ない

だからシングルが売れたからといって、次に出すアルバムが

売れるか・・・????というとそうではないんだな

この点は、昔からすると、発注するのに非常に数が読みにくいところ

 

時代なんだろうけど、レコード世代の私は、

CDになった時点で、ジャケットの小ささにものすごい寂しさを

覚えた人間なんで、

音楽配信は、便利さや好きな曲だけを安く手に入れるという

合理性はあるんだけど、

CDやレコードには、その便利さや合理性を越えたものが

あると私は思うのだけど・・・・

 

レコード、CD、ことにアルバムってのは

音楽そのものもさることながら、そのアルバムコンセプトにあわせた

CDジャケットや、歌詞カードで確認できる歌詞、

なにより、アルバム全体の流れや

アーティストの世界を感じれることが最大の魅力

アルバム全曲が好きな曲ではないこともあるけど、

全てがシングル曲のような構成だったら、それはそれで

フルコース、全てが肉料理みたいなもので

しんどいだろうし、

捨て曲というのではなく、流れとしての曲の存在や、

この流れだからこそ映えるC/W曲という新しい魅力もあるはずー

もちろん、好きなアーティストでも、このアルバムはイマイチ・・・

と思うものもあるだろうけど、

そのリスクを背負ってでも、アルバムを買うーという人が

どんどん少なくなっているのはなんとも悲しい

 

今は、それだけ、無駄を承知で熱くなれる人が少ないのかなぁ

それって、なんだか悲しいね

今以上に、昔、レコードの時代のアルバムってのは、

いわゆる捨て曲ってのがあったと思う。

それでも、そのアーティストのベスト盤を買わずに

CDとして再販されたオリジナルアルバムを買いたいと思うのは

当時、耳にすり込んだ曲の流れが、体で覚えてるんだよなぁ

私が好きなLED ZEPPELINのリマスターされたベスト盤

確かに、長いLED ZEPPの歴史の中の

有名曲が、ゴロゴロ入っていて魅力なんだけど

私の中ではBLACK DOGの後は、ROCK'N ROLLなんだよ

(アルバムLED ZEPPELIN4の曲順で)

グランドファンクのWalk like a manはAMERICAN BANDの後じゃなくて

エイント ガット ノバディの後なんだよ!!

 

シングルの良いとこ取り、幅広く音楽を聴くってのは

決して悪いことじゃないんだけど、

若いときだからこそ、ハマれるその情熱とか、

非合理的であるとわかっていながらも、あえてその道を選ぶーとか

そんな気持ちを持つ人が、もっといてもいいんじゃないかなぁ

確かに、欲しいもの欲しい情報が、PCを開けばすぐに

手にはいり、目にできる世の中

昔、雑音交じりのFEN放送のビルボードTOP100を

英語だらけの直輸入のビルボード誌とにらめっこにながら

聴いてた私には、夢のようなありがたい世界だけど、

もし、その便利さゆえに、人間のひたむきさが

薄れていくのなら、それは寂しい気がする。

私が思うに、おそらく昔も今も

ミュージックシーンを支えてきた、ミュージシャンってのは

やはり、若い頃に憧れるアーティストがいて

それを目指して、無駄も承知でひたむきに音楽を聴いてきた

人たちが多いと思う。

音楽を聴く手段が、CDから音楽配信になっていく時代の中で

↑のようなひたむきなロック小僧を引っ張っていくのは

やっぱライヴなのかなぁ。

2年前のエルレのチケット、友人が行けなくなって、

隣の中学生のロック好きの子に譲った。

その子のライヴの後の言葉ー

 

「俺、14年間生きてた中で、今日が一番最高の日や・・・」

 

こんな言葉がいえるような気持になる、ライヴや音楽

もっともっと、人は音楽に熱くなって欲しいね

ひたむきに音楽を聴くオーディエンスと、

自分たちの売れや、記録だけを目標としない

音楽の将来を見据えたアーティスト

この二つが、将来のミュージックシーンをより

良いものにしていくんだろうな。

頑張れ、日本のロックシーン!ロック小僧!

 






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Last updated  2008.03.21 07:16:17
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