|
カテゴリ:日記
高校2年の三女の希望進路は、音響の学校 もちろん、そんなに簡単にはできる仕事ではないのですが、 まずはその第一歩ってことで、 音楽の専門学校の体験入学です 以前、娘は一度参加したのですが、コースがたくさんあるので 今回はライヴ音響のコースでの参加 私は昨日knotlampのライヴで福岡にいましたので、 現地の学校で合流です 保護者としては私以外にもう一人のお母さんがー 私と対象的にそのお母さんは、この学校に来るのは猛反対の人 それでも、闇雲に反対するわけでなく、 ちゃんと一度見学に来てるんだから、いいお母さんだよな 保護者の説明会では、厳しい現実も いろいろ説明されました 音響ってのは、ライヴやレコーディングと思ってる人が多いようだが それは音響の仕事のごく一部 結婚式や、国体、もっと身近では町内の盆踊りなども 音響の仕事だとー もう一人のお母様は、島から来られた方で、 私以上に面食らってらっしゃいました 三女には、もしこの学校に来るなら、仕事を学びに来るところだから 入学してからの苦労は大学生の比じゃないよって話は とことんしたつもりですが、現実はそれ以上に厳しいようです ただ、ホントにやりたいなら、後悔はしないようにしてやりたい そして私が、実感しているように どんな仕事も苦労は必ずあるー でも、好きな仕事は、苦労はあっても苦にはならないー と思うのです 学校側も、行動力、やる気、挨拶を重要視すると言ってました
私がその後、校内を見ていると、 音楽学校なので、当然ミュージシャンやダンサーを目指す子も たくさんいます。それこそ、金髪に口にピアスなんて子は たくさんいるんですが、 そんな子たちが、来校者の私にむかって、元気に 「こんにちは!!」って挨拶してくれます それどころか、見学の高校生たちに向かってまでも ちゃんと頭をさげてます。 そんじょそこらの大学生や会社員より気持ちのいい挨拶をしてくれます それが、すごくカッコイイと思うし、こんな習慣をちゃんと身につけてるだけでも この子たちは、素晴らしいと思いました
この学校は音楽学校の他にもトリマーやエステシャン 医療事務などの学校も併設してますので、 送迎バスにはその学校の見学者も乗っています 帰りは私もその送迎バスで長崎に戻りましたが、 途中、トイレ休憩に止まったときに 私が通路に出ようとした時に、反対側の女の子たちと同時に出ようとしました。 その時、私が止まって彼女らに先に道を譲ったのですが、 その時、彼女らはちゃんと「ありがとうございます」 と言いました。バスを降りる時も、 運転手さんや旅行会社の人に、 「ありがとうございました」という子の多いことー もちろん、この子たちはまだその学校に入学したわけではありませんが 仕事を目標にする子ってのは、違うんだな・・・と感じました 少なくとも、私なんて高校生の頃、将来何になりたいなんて 思わずに、いや思ったものはあったけど、 今みたいに価値観が多様でないので 簡単にあきらめてしまってー そんな私に比べたら、やりたいことがあるこの子らって すごい!と思うのです すごく些細なことなんだけど、仕事などで 若い子と接することが多い中で、 大人にしてもらって当たり前ーと思う子のどれだけ多いことか、 挨拶できない子のどれだけ多いことかー 音楽学校にいた金髪のミュージシャンの卵たちといい、 裏方さんの卵といい、ホントに見かけだけで 判断しちゃダメなんだよなぁ 三女がこの学校に決めるかどうかは別として 今日は、気持ちのいい挨拶を聞けただけでも 清々しい一日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|
|