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当地 秋雨前線の加減か
朝夕が凌ぎやすくなりました コンビニを覗くと もうおでんを売っています めっきり 食欲の細った黒柴犬花ちゃんに コンビニおでんを買ってきました 花ちゃんの大好物は 大根と牛すじ でありますが 残念ながら どちらもなかったので あるものを適当に入れてもらって 同僚に 花ちゃんに食べさせてもらいました 思い返せば 2006年の秋 仕事場に連れ帰ってきたのですが 花ちゃんはどうにもなじんでくれず 与えるものはほんの少量しか食べない・逃げ出しはしないが始終連れて帰ってくれと訴える 挙げ句の果てに 脱毛症になって その部分をなめるので 段々と褥瘡のように傷が深くなって その年の暮れには 当時連れて行っていた獣医さんに もうだめだろう といわれました 年末休みに入ったので 私は仕事場に泊まり込んで 花ちゃんの面倒を見ようと思いました 2003年のマリリンから始まって 2005年リーさんまで 毎年1頭ずつ 犬を見送っていました 2006年は 花ちゃんか と思うと 預かってきた 元の飼い主さんに大変申し訳ない と思うと同時に 自分が近づいた犬は みんな短命で死なせてしまうのか と何ともやりきれない思いになっていました 夜の9時半か10時頃 ええい 1杯飲んで 見送ってやれという気になって コンビニで おでんなど酒のあてになるようなものを買い込んできました 当時 ワインもウイスキーもブランデーも缶ビールも 仕事場に常備していました テレビの年末番組を見ながら 何を飲んでいたかは もう覚えてませんが おでんを食べようとしたら ぐったり寝込んでいた花ちゃんが 頭を持ち上げて鼻をひくつかせたのです 凄く いい反応に思えました 食べ過ぎないように注意しながら 消化のいい大根を少しずつやりました 花ちゃんは ぱくぱく食べて もっとくれもっとくれ と催促してくれました 水も普段よりたくさん飲みました それからは ネギ類は与えないように注意しながら 私の食べるものを 花ちゃんに与えました 大晦日の年越しは 仕事場で 花ちゃんとおでんで祝いました 2006年は 犬をあの世に送らないで済みました 年が明けてから 通う獣医さんも変えました 花ちゃんは みるみる回復し 本当は たぐいまれな大食犬であることが判明しました あれから9年 何度 一緒におでんを食べたことか さて あと何度 一緒に食べることが出来るのか 今年のコンビニおでんは 心に染みます まるで キハの警笛のようです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.19 15:36:29
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