なんでそうなるの

おはようございます



過日　台風１８号は

紀伊半島の手前で　大きく右にスライスし　中部地方に上陸し

日本海に抜けていきました

私どもの地方は　さほど大雨も降らず被災を免れました

前日までは

直撃を受けるのは必至と思われて　　

前日に早々と　台風上陸を想定してデイサービスを休む決定をした施設もあったくらいでした

考えようによっては

それほど私たちにも　２０１１年の紀伊半島集中豪雨の傷が大きいのであります



本来なら　何事も無くてよかったと

それでも普段よりちょっと強めに降った雨の中を

黒柴犬花ちゃんと庭に出て

オシッコをさせた苦労話などで

このブログも　お茶を濁すところだったのですが

当地直撃を避けた台風１８号は

ご承知のように　中部から関東にかけて大雨をもたらし

日本海に抜けて　温帯低気圧になった後も

東から関東地方に近づいた　台風１７号と一緒に

日本列島北部を挟撃して　北関東・南東北に大雨をもたらして

大災害をもたらしてしまいました



ＴＶニュースを見て

その被害の大きさに　絶句でありました

関西ローカル番組の解説によれば

北関東に降った雨量は

近畿で言えば　

琵琶湖から大阪湾に流れている淀川が　

氾濫する規模の降雨量だったそうです

とすれば

私どもの目の前を流れる　吉野川・紀の川がたやすく氾濫する雨量でもありました

そういえば

仕事場の目の前にも

国の工事した堤防の　取り合い部分が　大した水量でも無いのに

表土が　流されたままになっている箇所があります



国は　渇水期に何とかしようと思っているのでありましょうが

随分以前から　崩れたままです

堤防決壊という一因にならないかと　ちょっと気になっております

今回の北関東の被災は　決して他人事とは思えないのでありますが

当面　救護に最大の重点を置いて

しかし　落ち着いたら　我々は地方を越えて　

この災害の意味するところを汲み取らねばならないと思います

被災された皆さんが　早く救護され

無事に生活再建を果たされますよう　お祈りしております