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4:30に起床。5:30に家を出る。仕事は7:00から。
この仕事を紹介してくれた、アルバイト派遣会社では、「ちょっと遠いかもしれないけど、この仕事どうかな?」と言われた。 まとめて稼ぎたかった俺は、約一ヶ月続くこの仕事を選んだ。「自転車で40分ぐらいだと思いますが、大丈夫です。」と。 住所を聞いた時点で、それぐらいの通勤時間になるだろうと予測したのだが、前日にネットで検索して間違いに気付いた! 「一時間近く掛かるか…」。 下見ナシのコースなので、ペダリングはほぼ全力。家を出て5分後、早朝の寒さをナメていた事に気付く。 戻って着込むわけにもいかないので、そのまま進む。 下見ナシとは言っても、行程の7割ぐらいは車で何度か走った事があった。 しかしエンジンに頼るのと、自分の足で走るのでは大違いだった。 途中からは急勾配が続き、どんなに軽いギアに変えても、ダンシング(立ち漕ぎ)しなければ登れない。 自分の弱点の一つである腰に、重い負担を感じながら50分で到着。 働いている方々に軽い挨拶をし、すぐに業務に取り掛かった。 最初は、荷物の仕分け。驚いたのが、手作業で行うという事だ。 荷物に付いているバーコードに従って、コンピューターが自動で仕分けをしているのをかなり前にTVで見た記憶があり、まさか手で行う事になるとは思ってもみなかったのだ。 後から考えると、莫大な費用が掛かりそうな機械を全国の配送センターに備えるのは現実的では無いかな。 それはさて置き、ベルトコンベアーで運ばれて来る荷物の宛先を素早く確認し、担当地域の荷物を降ろす。 中にはとんでもなく重い荷物も存在し、持った時点で「ウッ!」となる事もあった(笑)。 仕分けの次は、配送表の抜き取り。配送表と言うのは、お客様に印鑑やサインを貰う伝票の事。 全ての荷物の配送表を抜き取った後に、車に積み込みを行う。 今日はベテランドライバーの助手として同乗し、仕事を覚える事になっていて、最大積載量750kgの背の高い乗用車に40個程の荷物を積み込んだ。 この車は配送センターで使われている最大クラスの車で、冷蔵庫、冷凍庫も装備されている。 ドライバーはIさん。配送センターに2人居る地域班長の中の1人だ。 出発は9時頃で、配送表を見ながら担当地域を回って行く。 一軒一軒、地道に回るが、荷物が順当に減るかと言うとそんな事は決して無い。不在の人が必ず存在するからだ。 不在の場合は、「不在連絡表」を残し、荷物は持ち帰らなければならない。 車内では、レクチャーあり、個人的な話ありで、会話が途切れる事はあまり無かった。 物腰も柔らかで、説明も分かりやすく丁寧だった。 12時ちょっと前にコンビニに寄って、食べ物を買う。Iさんは、かなり仕事のウェイトが重いらしく、ゆっくり食事をする暇は無いそうだ。 いつも、走りながら何かを食べるスタイルという事で、俺もパンと飲み物を買って車に乗り込んだ。 Iさんは食べながら車を走らせ、集荷に向かう。 工場で20個程の重い荷物を載せ、センターに戻る。 センターに戻ったら、先程集荷した荷物を降ろし、休む間も無く仕分けに参加。 また40個程の荷物を積み込み、再度出発。 ある程度降ろしたら、集荷。それを何度か繰り返した。 また、午前中に不在だった家を再度回ってみる。不在連絡表を入れているものの、連絡があるのは3割程度だという事だ。 最終的にセンターに戻ったのが、21時前。確かに、休み無しで動き回り、運転をしないで荷物を運ぶだけだった俺も、かなり疲れていた。 この後、センターから積み込んで降ろす事が出来なかった荷物の配送表をPCを使って登録し、その荷物を所定の場所に降ろし、今度はお客さんに渡した荷物の配送表をPCに登録する。 帰ってきた後の作業も、けっこう時間が掛かって、大変だ! 私は荷物を降ろした後に、Iさんの配慮で帰る事が出来た。 帰り道…ダルい…。 朝は遅刻しないように必死で漕いでいるので、距離に対してあまり抵抗は感じないが、帰りは時間に追われていないので、遠さをまざまざと感じる(泣)。 21:30頃にセンターを出発したが、家に到着したのは23:00過ぎ。朝の約1.5倍も掛かっている! 朝が早いので無駄な事もせず、レトルトカレーを食べながらメールをチェックして、シャワーを浴びて布団に入る。 腰に負担を感じながらも、ストレッチをしないで眠ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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