バスケが好きな小心者のつぶやき

あのPVのBritneyは素敵だったなぁ…。

さて、今日は派遣先の｢一月入社組の歓迎会&オフィス懇親会｣というイベントがありました。

私は派遣社員として潜り込んでいるので､もちろん｢入社｣の範疇ではないのだが､一応ゲスト扱いで会費はタダ！

稼ぎが少ない現状では､非常に嬉しい話です(笑)。


ここまでは、良かった…(笑)。

不測の事態が発生し､苦難の道を歩む事に。


時間は､午前1:30。東京駅の前に立ち尽くし､｢これからどうすべきか｣を上手く働かない頭で考えていた。

自宅まで歩こう！

私服で仕事をしているため、スーツでなかったのは救いだったが､コートは着ていなかった。

上はT-シャツの上にセーター､下はチノパン、スニーカー。

自転車や車で何度も走った事があったので道は知っているつもりだったし､3時間ぐらいで到着できると信じていた。

だが、上野辺りで道の選択を見事に間違える(泣)！


｢え～と、確かこの道を真直ぐ行った方が､曲がるより早く着くはずだな。｣

15分程歩いた時、｢う～ん、おかしいな。間違っているはず無いんだけど…。｣などと思い始め、たま～に道に存在するクリーム色の地図を探しながら歩く。

更に10分後､地図を確認し､大いなる間違いに気付いてしまった。赤羽大橋を渡るつもりが､千住の近くまで来てしまっていた！

ローカルかつマニアックな話で申し訳ないが､国道4号線から上野近辺で離れ､17号線に行くつもりがそのまま4号線近くの道を北上してしまったのだ。


凄い遠回りじゃないですか！！！

これを知って､どっと疲れた。仕方が無いので､そのまま北上し､荒川を渡って､首都高沿いに歩いて川口を目指した。

4時を回ってくると､寒さが一段と厳しくなった。それまではコートが無くても問題無いぐらいだったが､寒さが身に染みて来た。

かと言って､暖を取るような方法と言ったら､温かい飲み物を飲むぐらいの事しか無い。

｢そうだ、新聞紙を服に入れると結構暖かいと聞いたな～。｣なんて思っては見たものの､新聞を売っている店なんて皆無である(泣)。

しかも上を走っている首都高は走った事があるものの､下道は全く通った事が無く､どれくらいの距離を歩けば目的地に着けるのか､皆目検討がつかない。

不安にさせるような要素が満載だった。

たま～に車が通るので､｢親指を挙げてみるか｣なんて事も考えたりしてみたり…結局、その勇気は無かったが。

ただひたすら､孤独に耐え､不安に耐え､寒さに耐え､歩き続けた。


ようやく｢川口市｣という標識が現れたのが､5時過ぎ。しかし、全く通った事も無い所に出てしまい､｢家はどっちだ？｣という状態。

幸い､建設当時話題になった､日本でも有数の高層マンションがあり、それを目標にする事が出来た。


そのマンション前から更に40分程歩き､ようやく家に到着。時刻は6時を回っていた。予定していたルートを歩くとどれくらい掛かるかは分からないが､3時間の予測は大甘だった(笑)。

震えそうなほど体が冷え切っていたので､すぐにシャワーを浴びる。

もちろん仕事に出掛けなければならないので､睡眠は30分しか取れない。横になったと思ったら､もう出掛ける時間！

最後にこの言葉で締め括ろう。｢タダより高い物は無い｣。