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カテゴリ:生命誕生のなぞ
宇宙人にあったことありますか?
と聞いてもおそらくほとんどの人がないと答えるでしょう。 しかし、出会いはそれぞれであろうが、ごく少数の人はこのまれな体験をしているのである。それでは、私が宇宙人に出会った時の事からお話しましょう。 どうしてもここからお話しないとわかりにくいのです。 私は実力主義企業に入りたかった。人間は生まれて死ぬまでの人生をどう生きるか考え、ひとつの仕事で生涯を決めてしまうのはいやだという人も多いはずであると、しかし日本ではいったん入った会社で定年まで働くという人も多いはずであろうと思っている人も多い、だが実は結構少ないもので、なぜなら会社に入り6年たち9年経てば能力を問われる。能力があれば誰でも出世するものであるとはいえないが学力、努力、忍耐力、に加え体力があればたいてい出世するものと思う。 そう考えて25歳で自動車製作会社に入社を決めたのであった。 労働者平均年齢23歳のなかで結構、精神と肉体に苦痛の伴う作業だった。ライン作業というのは限られた時間内で自分に与えられた作業をやればいいのだが、何しろ秒の世界のことである作業をやるのは非常にきつい。 スピードと正確さを要求される仕事である。 もちろん安全な自動車、つまり品質も要求される仕事で、だんだんと目が早さに慣れてくる3年が過ぎた。多少の成長も実感していた。 おかげで体力も耐久力に富み、体の動きも軽やかになり人並み以上の競争力もつき、どちらかといえば口も達者なほうになったようだ。 入社3年目に係長になった。 しかし、まわりは敵ばかりであった。 少しでも気を抜けば足を引っ張られる、残業手当てはもちろんつかない、家に帰宅してからも仕事である。 寝ても夢の中で電卓でデータを出している、夢ののデータが翌日、同じ数字で出てくるのである。 いってみれば明日を見る超能力である。 後で聞いた話だがレム睡眠だそうだ。 完全には寝ていない状態なのでもちろん睡眠不足になり、それが原因で胃潰瘍になり入院。3ヶ月で退院。また同じ仕事である。 そんな毎日に嫌気がさし退職したのであった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月24日 21時00分45秒
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