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カテゴリ:生命誕生のなぞ
この男は何度も私にかかろうとするのだが、右に左にへとかわすと、急に土下座をして「もう少し回りに気をつかってください」と言うのです。
たしかにこのような変なことは、誰にでも一度はある。と言えなくはない、このような出来事は、私にとって生まれて初めての経験ということは誰にでも一度はあるはずである。 それから1週間ほどしてからである。 私は自分の目を疑った。それは、日曜日のことである。 いつも日曜日は、営業マンが2人か3人会社にでてお客様の対応をしているのだが、今回は私ひとりになつた。 そのわけは、新聞に広告をだしていないし、チラシも先々週に入れたため、先週に3名ぐらいの御客がきたのだが、今回は一人ぐらいだろうという予測と、私のほか、みんなそれなりに用事があるらしく誰も当番にあたりたくなかったので、私一人で店を開けることになった。 その日は、やはりお昼まで新車、中古車、と誰も買いに来なかったので昼食をとり、何気なく外にでて、あたりを見ると日曜日らしく休日の買い物客で道路は渋滞状態、だけど展示場には誰一人も見に来ないという状態なので事務所に戻ろうとすると、誰かが、私の腰のあたりを「とんとん」と指でつつくような感じがしたのです。 私以外、誰もいないのだから気のせいだろうとドアのノブに手をかけた時、こんどは、背広のすそを引っ張るような気がしたので後ろを振り向くと誰もいません、「むん」下のほうに白いものがと目をやると、いたのです。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月24日 21時07分01秒
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