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カテゴリ:生命誕生のなぞ
夢でないことは、確認したけどやっぱり何者かを知るまでは、不安である。
「何者かを私が納得できるように説明してほしい」と言うと、説明しだしたのだけどいまいち納得がいかないのである。 その説明の中で、なんでも未来から来たとか言ったので、どうやってきたのか聞くといちょう説明はするのだが、意味不明な単語がやたらととびだすのでやはりわからないのです。 「結局、地球で言う何者、なの?」 「ねずみ」 「あのー、ねずみってあのチュウチュウまうすのこと?」 「そう!」 「うちにもいる頭の黒いねずみのこと?」 「いや、しろいねずみだ!」 「それって、ハツカネズミ?」と聞くとうなずいている。 「と言うと、ハツカネズミのエボリュウション(進化)?未来の地球で?」と聞くとうなずいている。 すこし厳しさが和らいだ気がした。これでもけっこう緊張していたのである。 それでも一応「ハツカネズミのレボリュウジョン(革命)で、地球人をほろぼしにきたんじゃないのー」と聞くと腹を抑えて笑っている様子で、右手をだして横に振るのでした。 しかし、いくらエボリュウションを繰り返したとしてもハツカネズミに人間の手足ができるなんてとうてい信じることができなかった。 何度も聞きなおしてみた。返ってくる返事は、変わらなかった。これこそ前代未分の話だと思った。どうしても信じることができないでいた。 そして、今まで気づかなかったけど外見からオス、メスの区別もつきません。 その時ふと思った。 もし、この場にイエスキリストがいたならこう言ったでしょう。「とりあえず私のあそこを割礼しといて下さい!」 「何なら、真珠球ついでに2,3個いれといて!美容整形にいかなくて安上がりだから!」と言ったでしょう。 頭で理解しようというのは無理なようで、からだで体験したいと言うと、私の目を見てゆっくりうなずくのであった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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