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カテゴリ:生命誕生のなぞ
どこを見ても白一面です。
先ほどの白ねずみ星人は、どこにもいません。 もしかして!もしかして! 大きな宇宙船につれていかれて、いつかテレビで見たあの場面。 そう、目が覚めるとライトで照らされていて、まぶしくてよく見えないのだけどなんか回転するドリルのようなものが近づいてきて、それが自分の鼻の穴に入ってくというシィ-ンが頭の中をよぎったのです。 人間っておかしなもので、こんな危機に遭遇しているのに「私の人生ひょっとすると、これまで!なら、もっとかわゆーい、おんなのこちゃんと、いろいろなおんなのこちゃんと、あんなことして、こんなことして、このへんですか? いやいやそこだけはいや! ということは?ここがかんじるのですね!むふふ!おねがいだからやめて!そ、そ、そこだけは!じゃーやめます。えっ!もうやめるの?本当にもうやめるの?」 と言うような経験をもっとぉー しとけばよかったぁーなんて、思っているとまた「ツン、ツン」後ろからつつく感じがしたので後ろを振り向くと、いつの間にか先ほどの白ねずみ星人がくすくす笑っていたのです。 まるで心を見透かされているような気がしたので聞きました。 「何を考えていたのかわかる?」すると、うなずいているのです。 「ゲゲ!」と声を出し 「超能力ありかい!サイコーキネシスも、テレパシーもありかい!」 「はい。」 「ゲゲ!」とまたでて、のどちんこリボン結びって感じでした。 「恥ずかしいやんけー」と白ねずみ星人の頭を少しはってやると、すけた薄いまぶたをとじ、後ろの方によろけて「叩かないで!」と言います。 それほど強く叩いたのではなく、軽い冗談のつもりでしたので、そのことを伝えると先ほどの強さは、白ねずみ星人にとって人間が感じる4倍ぐらいの強さに感じるのだそうで、それを聞き「ごめんちゃい!」と謝りました。 ところで、この部屋には窓がないのだけれど、と言うと、向うの部屋には窓があると指をさすので、その指の先のほうを見てもドアは何もありません。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月24日 21時13分35秒
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